|
テーマ:アニメあれこれ(26150)
カテゴリ:ライトノベル・アニメノチカラ
新たな世界のために二人の強い意志を持つ者に。
高千穂の言葉に揺れる葛! 「東は東」 あらすじは公式からです。 預言者との面会が叶わなかったことで溥儀の不興を買った満州国政府は、 その機嫌を取るように、皇帝即位の式典を予定より早めて執り行うことを決める。 葵たちはその頃、ドイツから大連を通って兵器が国民党に運ばれているという 情報の裏を取る為、大連港にいた。 だが、そこに現れた高千穂勲によって葛が拉致される。 連れていかれた先で、葛は勲の野望の一端を聞かされる。 そして、そこで葛が見たものは・・・。 *********************************** ♪あんなに一緒だったのに~♪ と思わず歌ってしまいそうになりました。 それほどまでに桜井機関に思い入れがあったとか、葵と 友情を深めていたとか、そういう分けでもないと思うのですが・・・。 預言者の一件は仕事人としては失格ですが、仲間との絆を 深めた出来事、これから公私ともに一緒の道を歩んでいく仲間、 そうなり得るきっかけと思えたのですがこのタイミングで 切り崩しにかかってきました、高千穂勲!!! 葛が持つ負の感情、抑圧されたものを刺激するには十分な 美味しい話でしたねえ。 能力を使いたくない。 厳格な祖母、優れた家系にあり、成績も優秀だった葛にとって 桜井機関は出世の傍流に押しやられた場所だったんでしょう。 たとえ、仲間と呼べる人々がいたとしても。 石原参謀と同じ、英雄の香り。 高千穂は鬱屈とした葛の心理を知っていたか、読んだかしたのですね。 雪菜を通じて新型爆弾の情報を流したのも、先進国同様桜井機関を 切り崩すことでもあった。 大連で静養する雪菜は覚悟を決めたはずなのにいざ、仲間に 情報を伝えようとして躊躇してしまう。 「ふがいない!」 それだけの重みはありますよね。 心に傷を負ったのは葵も同じ。 釣りで気晴らしをしようと誘う棗、葵が言うとおり、一番大きくて 信念も揺らがない感じ。 葵も何とか立ち直って雪菜のフォロー、そして自分を見逃したことで マイナス評価されている葛に。 大連の美しい夜景を。 次の任務は港に入るドイツから国民党への荷の確認。 関東軍よりも先に情報を掴んで優位な立場を作りたい。 けれど港を張っていた葛は何者かに襲撃されてしまった!!! それを簡単に片付けた葛の前に現われたのは 高千穂 勲!!! 鉱石を輸入する情報をアメリカ、イギリスの情報機関に 察知されたらしい。 張り込んでいたのはその関係者だという高千穂。 雪菜を通じて、葵たちにも葛を借りると堂々と誘拐宣言!!! 目隠しを外されて案内された建物はあの爆弾の研究実験棟!? 一之瀬!!! 世界最終戦論・・・石原が唱える思想に共感している高千穂。 ならば最終兵器を手にするのはこの国でなければ!? 一之瀬の研究は加速していくと思われる。 「東も西も国境も人種も生まれもそこにはない。 その二人になってみようと思わないか?」 自分とともに新たな世界を創る二人になろう。 見せられた爆弾。 能力ゆえに日本軍に居れば、もう居所がない自分。 関東軍もまた然り。 それならば・・・。 落とした手帳は祖母、あるいは軍との決別の証!? もう逃しはしない! 葛を送り届けると約束した場所で高千穂を待ち受ける葵、棗! 約束の時間に彼らは来た。 迷うことなく高千穂に攻撃を仕掛ける葵! 葛は叫ぶ葵の「離れろ」という指示を聞かなかった。 炎の中に飛び込んで高千穂を救う葛!!! 二人はその場から忽然と消えた。 「何故なんだ、葛!!!」 ということでまさかの葛、裏切り!!! 高千穂は妹を狙うよりも妹を連絡係にして他のメンバーを 釣りたかったようです。 捨て駒にされる可能性もありますけどね。 預言者、葛と側にいた人が離れていく。 葛と雪菜は立ち直って任務を遂行できるでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年06月10日 00時35分58秒
コメント(0) | コメントを書く
[ライトノベル・アニメノチカラ] カテゴリの最新記事
|