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テーマ:映画館で観た映画(8360)
カテゴリ:映画
8月1日から公開されている映画「るろうに剣心 京都大火編」を見てきました。
映画公式サイトはこちら♪ 前作の感想でも書きましたが、原作漫画・アニメともにコテコテの大好き派!です。(^^) 映画前作の感想はこちら♪ 感想を書くのにあたり、前の感想を読み返してみました。 今作も概ね、「満足」で楽しめました♪ 何より、「京都編」から登場するキャラの皆のキャスティング&ヴィジュアルが 素晴らしい出来映えだったので! 唯一、心配だったのが藤原くん演ずる志々雄さんだったのですが、 作中で描かれたまだ焼かれる前の彼の姿、立ち振る舞いに 大いに”狂気”や”殺気”を感じることができまして、今後の剣心との 戦いも楽しみになりました。 では、萌えどころ&ツッコミつつの感想でも♪ ☆あらすじ かつて人斬り抜刀斎と呼ばれた伝説の人斬り、緋村剣心(佐藤健)。 刀を置き、平穏な生活を送る剣心は、ある日、剣心から影の人斬り役を引き継いだ 志々雄真実(藤原竜也)が京都でその名をとどろかせていることを知る。 政府が派遣した討伐隊は志々雄を前に成すすべがなく、最後の望みとして剣心に 白羽の矢が立つ。志々雄の野心を阻止すべく、剣心は京都へ向かう。 (シネマトゥデイより。2時間19分。) 映画になったらエピソードの取捨選択は当然あるだろうと思っていましたが、 個人的には描いて欲しい部分がほとんど入っていて嬉しかったです。 特に十本刀・張との戦いですね。 このエピソードはバトルとしても見ごたえがありますが、なぜ剣心が戦い続けている のかを知る事ができる大事な場面が入っているので取り上げてくれて良かったです。 新月村のエピソードはカットされると思っていたのでちょっと意外でした。 しかし、新月村の有体を示すことで志々雄が作る日本の形が示され、彼がやろうと していることが許されないこと、これからの時代を背負う若者が憎しみや殺意を 背負ったまま生きる事がどういう事なのか具体的に示されていたのではないかと 思います。 ☆冒頭シーン 前作もですが斎藤さん、最初から大活躍ですね!(斎藤ファンとしては嬉しい♪) 鉱山をすでに手中に収めていた志々雄一派の姿を見せることで日本政府の危機が 迫っていることが分かります。 ☆神谷道場の日常 神谷道場に弟子がいる!!! 原作では薫は出稽古が主体で、居候の皆を食べさせていたんですが(笑) こっちのほうが現実的かも!? だって剣心、弥彦、恵、左之助を養うためにはねえ。(^^ゞ) ☆紀尾井坂の変 大久保卿を知ってる、知らないの恵と左之助のやり取りはほのぼのしていて、 恵もここではすっかり心を許していることが感じられます。 迫る志々雄の脅威。 選択を迫られる剣心、京都行きに反対する仲間達。 宗次郎@神木くん、出たー!!! 理想の宗ちゃんですううう!!!(^^) 原作では彼の技・縮地は剣心との戦いまで出ませんでしたが、ここでは 彼の持ち味の脚力を馬車に追いつくアクションで見せてくれます。 笑顔で平気で人を、大久保卿も殺せる! 普通ではない宗ちゃんの片鱗を張り付いたような笑顔で表現する神木君、グッジョブ! ☆薫との別れのシーン アニメでは「神回」でした! 蛍が舞う夕闇の中での剣心と薫のシーンは何度、見てもため息が出る出来映えで。 (アニメーター中嶋敦子さんが大注目された回でもありました!) 剣心が素性も良く分からない自分を受け入れてくれた薫をどんなに大切に思って いたかが分かるシーンです。 映画では昼間になっていたので往来に人が来ないかと、見ているほうがヒヤヒヤ!?(笑) ☆操、登場 逆刃刀を奪おうとした追いはぎ少女の操。 アクション・シーンはコミカルで見ていて楽しかったです。 太鳳ちゃんの操はちゃんと関西弁になってました。(^^) 二人が遭遇した少年が本格的に志々雄たちと戦うきっかけに!? ☆蒼紫様 伊勢谷さん、美し過ぎるーーー!!!(^^) 見ているだけで目の保養♪ 左之助に京都行きを焚き付けるのは原作では斎藤でしたが、 映画で上には上がいる、と見せつけたのは蒼紫でした。 蒼紫がなぜ、剣心を狙うのか。 ここが映画で剣心・初見の皆さんには一番分かりづらかった部分ではないかなあ。 前作で出た綾野くんキャラはとても素敵だったけど、続編を作る、と決まって いたらやはり原作通り、蒼紫を出して彼が戊辰戦争で戦えなかった無念を 維新志士にぶつけようとする憎しみを抱えた人物として、剣心を追いかけてくる 流れにすれば良かったと思います。 後の場面でも蒼紫と翁が語り合って、今の御庭番衆の姿と蒼紫が間違った方向に 行ってしまっていることを諭す場面がカットされているので何で二人が戦うの? になってしまったのではないかと。(^^ゞ) 蒼紫だけがちょっぴり浮いた感じになってしまったのが残念! 蒼紫は左之助を徹底的に痛めつけて剣心の後を追う。 左之助は強くなりながら京都に行く!!!と気合が入る! だけど血だらけで痛そうーーー! 恵の薬がここで出ましたね。 半分に分けて、もう一つは薫が持って行くのだと。 薫もやっと京都行きを決意!!! ☆新月村 原作では新月村に斎藤も来ていたけどここは一人で。 剣心お得意の1対その他大勢バトル! 恐怖に怯えていた村人たちが、剣心によって志々雄一派が掃討されると 掌を返したようになるのが何とも・・・です。 そして見どころの一つ・・・ 剣心VS宗次郎!!! トントン、と足を付く動作を見せる宗ちゃん@神木くん、良いですわー。 抜刀術の打ち合いで競り負ける剣心。 ここで、負けたことで剣心は”人斬り”に戻らなければ志々雄さん一派には 勝てないのではないか、という葛藤を持ち始めるんですよね。 その表現がちょっと足りていないのが惜しいところ。 ☆VS張!!! 原作では張の必殺武器は薄刃乃太刀でしたが映画では連刃刀で。 剣心が鞘だけで対等に戦っている感じがもう少しはっきりと出ればもっと すごい!と思ったんだけど。 新時代の申し子を守るために。 剣心の気持ちは殺人剣を作り続けた父・赤空に抵抗を感じていた青空の気持ちを 動かし、最期の一振りを託そうと走らせる!!! 神社に奉納されていたご神刀を渡されたものの、中々抜けない剣心・・・ 新月村で足りていない、と葛藤した部分となぜ抜けなかったのかをリンクさせて もう少し剣心の悩みが欲しかったですねえ。 薫たちがこの場で居合わせる形になっていたので、剣心の葛藤が伝われば 後で薫が「斬っちゃダメ!」を連呼する理由がもっと分かりやすくなっていたかな。 (ちょっと薫ちゃん、ウザく感じてしまったけど。^^ゞ) 逆刃刀真打を手にした剣心。 前作だけだったら赤空との「甘い戯言」のシーンを前作に入れて欲しかったと思いましたが 続編ができましたからね。 「甘い戯言」を抱えたままで志々雄に勝てるのか。 「人斬りに戻らなければダメなのか。」 これ、強調して欲しかったですわ! ☆京都大火 捉えた張を締めて、京都大火を知った斎藤は準備に取り掛かる! 翁たち御庭番衆も出番が来てアクション度が増しますね。 志々雄さん一派の他の十本刀の姿もちらほら♪ 蒼紫VS翁!!! 何でこの二人が・・・と唐突に感じるかもしれませんが、理由を分かっている 原作派の皆さんには大いに満足できたところではないでしょうか♪ 田中さん、トンファーでの戦いが素晴らしい!!! 蒼紫様も原作では細マッチョなイメージがあったけど、伊勢谷さんの 上腕二頭筋にホレボレしました!!! (そこかいー!!!) 翁を撃破したところに操がやってくる・・・。 操が蒼紫を尋ね歩いていた事をもちっと説明してくれていれば 衝撃度が増したはず。 剣心のバトル・シーンは大いに見ごたえがあったけど、志々雄さん影武者と 戦うシーンはちょっと時間を割きすぎた感有り、です。 そして、まさかの薫ちゃん拉致られるの追加イベント発生!(^^ゞ) ☆鋼鐵艦、現る!!! 軍艦までゲットしていた志々雄さん! ダミーを吹き飛ばしながらの出航シーンは迫力があります! 人質を取って「人斬りに戻れよ、先輩」という志々雄さんの挑戦ですね。 刃衛と同じ挑発をされる剣心。 でもこんな土壇場でも「斬っちゃダメ!」を連呼する薫ちゃん・・・。 「京都編」はもっとできる薫ちゃんなのでヒロイン度は落ちるだろうけど、 そのままにしてあげて欲しかったですー。 荒波に放り出された薫ちゃんを追って波に飛び込む剣心!!! 打ち上げられた浜で彼を背負って歩き始めた謎の男は!? というところで「京都大火編」は終了でした。 もう少し!と思うところはありましたが殺陣、を重視したエンターテイメント作品と 割り切れば素晴らしかったです! コミカルな戦闘部分は左之助が一手に引き受けてくれていて、笑える部分もしっかり あったのは気分の切り替えになって良かったですね。 「伝説の最期編」ももうすぐの公開。 バトルがさらに激しくなってジャンプ作品に馴染みの無い方には評価は分かれるかも しれませんが、剣心が何を守って戦っているのか、それを感じながら見ていただければと 思います。 fc2サイト記事はこちら♪ TB URLはこちら♪ http://kiraboshi714.blog55.fc2.com/tb.php/1712-8f53de9a お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年08月17日 12時15分58秒
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