お茶の水NETステーション

今世紀最大のイベントとなったアメリカ大統領選挙ですが、すでにステージは選挙から裁判へと移行しています。

さすがにこんなインチキ選挙でキャプテン・アメリカを決められては困ります。

前回も言いましたが、民主党、『ここまでやるか？』って感じです。この戦いはバイデン対トランプなどという軽薄な対立ではなく、USAの国家資本構造対トランプの構図が正しいと思います。

結局、アメリカもここまでチャイナ・マネーで腐っちゃったんだね、って感じですね。

前にも言ったことがありますが、トランプはすでに金持ちですからモンキービジネスからの利得は相手にしなかったってことでしょう。彼の実際の資産がいくらあるか、あるいはメディア報道の言うように破綻しているのか、私にはわかりませんが、少なくとも、せこい賄賂で国を売らなかったのは確かだと思います。それよりも、もっと大きな利権があったかもしれませんが、これまで、トランプさんは目先の金では動かなかったということです。

さて、今回の選挙についてですが、これはトランプのブレーンと“張りぼて”バイデンを担ぐ民主党のブレーンとの頭脳戦であり、双方が選挙戦の裏側で巧みな戦略を展開していたはずです。頭の良い弁護士たちが結集して、あらゆるシュミレーションを立ててこのゲームを戦ってきました。それが今、私たちの目の前で展開されている状況なのですが、当然トランプ陣営の弁護士たちも、民主党による票集計の操作は想定していたと思います。だから、当初からトランプさんは「郵便投票は不正」と叫んでいたのでしょう。それでも、トランプ陣営はたぶん、「そこまでやるかぁ」って感じだったのではないかと思います。まあ、それも裏を返せば、民主党はそこまでやらなければトランプは倒せないとわかっていたと言うことで、これは明らかに確信犯だし、ルール違反です。

選挙見届け人を排除して票集計を行なった州は、間違いなく告発されるでしょうし、州の地方裁判所が却下しても、トランプさんは連邦最高裁まで戦うことを宣言しましたから、これはもうすでに選挙なんかどうでも良いって話です。決着は法廷闘争に持ち込まれたわけで、いうなればラウンド２に入ったということになります。これは大変に重要なポイントで、まさに米国の根幹をなす構造に食い込んでいくことですから、選挙騒動を飛び越えて、一気に核心に迫るということになるでしょう。

それにしても、アメリカのメディアも大したことなかったですね。結局は国を売ってでも保身を図る陳腐な輩の集合体だったってことです。ほんと、がっかりです。

私は、基本的にトランプさんのことは好きではありませんが、この４年間で彼がやってきたことは間違ってなかったのかなと最近は思い始めていました。だから、このままトランプ政権は２期目に入ると思っていたし、政治家らしくない大統領もまんざらではないかなとも思っていました。

ところがこの大どんでん返しは、さすがに予想できなかったですね。でも、これも、アメリカという国が、構造改革を行うためには避けられない家庭であったのかもしれません。ニッポンもアメリカの舎弟らしく、そろそろ構造改革に着手してほしいものです。

ということで、前回の続きヴァージョンで、ケント・ギルバートさんの動画をご紹介しておきます。ぜひご視聴ください。

【エルドリッヂと語る大統領選分析「国連による監視対象国にアメリカがなるかもしれない」/ケント・ギルバート】

https://www.youtube.com/watch?v=cgar33muWMg