カテゴリ:東北
十三湊の歴史に浸ったあとは、国道339号(小泊道)に合流し更に北をめざします。
し~うらんど海遊館。日本初の公共タラソテラピー施設という。国道沿いの小高い場所にあり、駐車場まで上がってみたが車はありませんでした。駐車場を挟んで施設の反対側には地域の集会所のような施設。 五所川原市の観光ガイド(パンフレット)の説明はこうです。 体温と同じくらいに温められた温海水プールを中心に、海藻パックなど本格的なタラソテラピー(海洋療法)が楽しめ、心身ともにリラックスできる。 実はこの日の夜に田名部の飲み屋で地元の人と歓談になり、今朝は念願の十三湊にも行ったのです、あれは良かった、イチウラの...などと話していたら、あそこはシウラですよ、と教えてもらいました。ああ知ったかぶりオヤジ。しかしなるほど、それで実は妙に感じていたあのタラソ施設の命名も一瞬に納得できました。 (昨日の記事の十三湖、十三湊、土佐、ジュウサン(小学校)などなど、不勉強な外来者にとって新鮮です。ちなみにシウラは四つの浦が由来のよう。) さて、R339にもどり北進。右手(山側)には鬱蒼と樹木の茂るコンモリ山が印象的。脇元地区で、地図では靄山とあります。画像は、靄山のあたりで国道沿いにあった看板。数年前に深浦町に漂着した脱北者の報道を思い出しました。 ■関連する過去の記事 青森脱北者漂着と地元(2007年6月8日) あの事件の深浦町とはだいぶ離れていますが、ちょうど直前に十三湊で日本海交易の中心だったことを改めて思い知らされた青森の西海岸です。昔も今も、そういう地勢にあるという動かぬ事実を実感させられます。 洗磯崎神社にも立ち寄ってみました。そして、次の画像は、脇元海辺ふれあいゾーン入口から、小泊の半島部(折戸、下前、権現崎方面)を展望したものです。 (それにしても、サマーハウス・定食・入口、の看板が、何故か絵画の構図的に強烈な印象です。) 中泊町(旧小泊村)に入ります。画像はライオン岩。本当にライオンに見えます。 探すのに時間が掛かったのですが、海岸沿いに道路(ライオン海道)を新造したためのようで、道路のむしろ内陸側に岩を囲むように綺麗に公園が整備されていました。町のサイトの説明では次のようです。 ライオン岩は、岩の形がライオン、獅子に似ているので命名された。ライオン岩の雄姿は下前側から見ると晴れた日は、仏崎そして日本海に浮かぶ岩木山を眺めることができる。折戸入り口方面から、下前団地まで「ライオンゲートブリッジ」「ライオンベイブリッジ」の二本の橋と、ライオン像8体、有翼のスフィンクス像1体のモニュメントが飾られたライオン海道がある。特に有翼のスフィンクス像は、権現崎の方角を指していて、夕日の沈む夕焼け色が反射し、七色に光る幻想的光景である。 ライオン岩公園から振り返ると、日本海を挟んで雪を頂く岩木山や白神山地が遥かに見えました。 夫婦岩、徐福の像、尾崎神社、権現崎など海岸美や数々の名所があるようですが、弾丸ツアーの時間的制約から、道を引き戻し、小泊の半島部の付け根を山越えし(中学校があったと思います)、次は小泊地区の中心部へ向かいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.06.07 07:10:54
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