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トークでは明橋、加藤両氏が参加者から寄せられた質問に答えました。
Q 高一の子どもが、入学直後から不登校になり、引きこもりになりました。誰とも会わず、相談する相手もいません。 明橋氏 現実逃避していると思われがちですが、時には逃げることも必要です。それだけの事情があったはず。各地に相談会もあり、「親の会」につながってはどうでしょうか。 加藤氏 子どもは親をよく見ています。母親の焦りも分かっていますが、いつも自分が心配されていると余計に動けないといいます。 Q 息子が引きこもり状態。おやとしてどう助ければいいでしょうか。 明橋氏 引きこもりに対するマニュアルはないが、言っていいことと悪いこと、していいことと悪いことは、ある程度はっきりしているので、最低限の知識を身につけてほしい。自分だけで考えず、本を読んだり、講演会に出かけてもよいのでは。 加藤氏 (具体的「親のしゃべり場」の紹介のため、割愛) Q 小四の児童。1週間の半分は休み、半分は保健室登校。保護者は子どもの言いなりで、積極的に登校させようとしません。完全な不登校になるかもしれません。 明橋氏 「言いなり」というのは原因ではなく結果。保護者がとうこうさせようとすればするほど状態が悪くなり、子どものペースでやるのがベストという場合もあります。保護y差の気持ちを聞く事が大切です。子どもなりの事情があることを理解してかかわってほしい 加藤氏 私が出会った子どもたちは、学校に行きたい子がほとんど。この質問の場合は半分は登校しています。頑張っている以外の何ものでもありません。完全な不登校になっても休んで元気になって、違う発想の生き方が見つかることもあるのではないでしょうか。 Q 感情的にキレやすく、親のいうことを聞かない子どもにどう接したらよいでしょうか。 明橋氏 穏やかな子、きれやすい子がいます。感情を表に出す子どもより、親の言うことを百パーセント聞くほうが心配です。安心感をもらったからこそ反抗するので、反抗しはじめたらひと安心です。あまりにもきれやすいのは周りからしかられすぎ。細かく注意せずみまもるといいのではないでしょうか。 加藤氏 この言葉を言うとキレると言う言葉が決まっていたり、キレたら周りが要求を聞いてくれるのではないでしょうか。キレる姿がどう映るか分かっていないはず。キレてないときに、どうすればキレずに家族仲良く暮らせるのか話し合ったらどうでしょうか。 Q 娘が不登校。反抗期と重なっているようで、親の言うことを聞いてくれません。 明橋氏 「親の言うことを聞いてくれない」というが、親は子どもの気持ちをどれだけ聞けているのでしょうか。子どもの気持ちに耳を傾けていくと、ことらの気持ちを分かってくれるのでは。 加藤氏 反抗期と不登校を分けて考えて。家族のバトルは大人と大人の親子関係を築く踏み台であり、ステップ。反抗期はマイナスばかりではないという視点がたせつなのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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