ＣＩＮＥＭＡ ＲＡＣＥ

昨日の予告どおり、今日は2011年に観た新作映画の中で、１番面白かった作品を紹介します。
２日続けての更新は、久しぶりですね。








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『ステキな金縛り』







ご存知、三谷幸喜脚本・監督最新作！
この人の名前は、もはや一種のブランドになってますね。

今回は、当たらないことが多いとされている法廷モノに挑戦されています。
『古畑任三郎』のような推理ものや、『笑いの大学』のような限定空間でのドラマを手がけてきた三谷さんには、案外合っている題材かも。

コミカルなのはもちろん、ホラーあり、サスペンスあり、最後にはハートフルな、実ににぎやかな映画でした。




主演は、映画『西遊記』（2007年）での共演以来、三谷幸喜さんのお気に入り女優となった深津絵里さん。（こちらでは三谷さん、ワンシーンに登場されてます）



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主人公の、女流弁護士・宝生エミ。
裁判では負け続けで、将来性はゼロ。
そんな彼女に、上司である弁護士・速水悠（阿部寛）は、最後のチャンスとばかりに、妻殺しの容疑者・矢部五郎（KAN）の弁護をあてがいます。


その矢部五郎の証言によると、事件のあった夜、彼はある山奥の旅館に宿泊していたとのこと。
寝ている間、金縛りにあっていて身動きが取れなかったとか。
目を覚ますと、自分の上に落ち武者のような人がのしかかっていたと言っています。


さっそく宝生エミは、その旅館を訪ねました。
そこで容疑者が泊まっていた部屋に１泊することに。







すると、なんと。







でちゃったのです。


眠っていた彼女がふと目を覚ますと、すぐ鼻先に、落ち武者の幽霊が！







当然彼女はパニックになりますが、何とか気を落ち着かせ、その幽霊と話し合ってみます。

名は、更科六兵衛（西田敏行）。
時は戦国時代。
後北条氏の家臣だった彼は、小田原征伐の際、豊臣方に内通していたとの嫌疑をかけられ、打ち首になったとのこと。


「しかし、拙者は無実なのだぁ～」
と主張し、妻殺しの容疑をかけられている矢部五郎という人物の気持ちもよくわかるとして、法廷で証言することを、約束するのでした。







ここに、前代未聞の幽霊裁判が始まります！




果たして、判決は……？






続きは、また明日！