働きながらの社労士合格体験記(最終回)「受験をふりかえって」
(受験をふりかえって) とにかく私の場合、1年目はスタートが遅かった上に仕事が忙しく、また2年目はスタートは早かったものの結婚準備があり仕事は相変わらず、という状況で、絶対的に時間が不足していました。 そういった制約条件や、自分の置かれた状況にあわせて、自分の勉強方法を客観的な目で組み立てて行ったこと、そして自分なりにいろいろ工夫して勉強方法を迷いなく確立していったことが良かったのではないかと思います。 勉強方法についてはいろいろな本を読みましたが、ただそれを全部その通りにするのではなく、自分にとって効果的だと思える方法だけを選んで取り入れていきました。 「有名なあの先生がこういっているからこうする」ということではつまらないのではないでしょうか。自分の勉強スタイルは人から与えられるものではなく、主体的に作り上げていく、そういうスタンスが大事なのではないかと私は思います。 それから、今振り返って思うのは、いろんな人に支えてもらって勉強を続けられたということに本当に感謝しなければ、ということです。両親をはじめ、TACの講師の先生、友人、知人・・・たくさんの方が応援して下さりました。また、義祖父は絵手紙が得意で、しばしば励ましの絵手紙を送って下さいました。それからなんといっても、一番迷惑をかけたのが私の奥さんですね。受験時代はろくに遊びにも連れて行かず、奥さん不幸をしましたが、一番理解し支えてくれました。本当にありがとう。 沢山の方々からいただいたご支援に感謝し、社労士として力を発揮して社会に恩返ししていかなければ、と強く思います。 受験生の皆さんも大変な毎日を送っていらっしゃることと思いますが、目標に向かっていま勉強に打ち込めるということは、本当に幸せなことなのではないでしょうか。ぜひ合格し、社会保険労務士となって一緒にがんばっていきましょう。(勉強法について参考にした本)・なる本「社労士」秋保雅男著(週刊住宅新聞社) 教材の絞り方の参考にしました。・「社会保険労務士に面白いほど合格する本」岡根一雄著(中経出版) テキストをマークする過去問演習法はこの本から取り入れました。2年目受験時のバイブル的存在の本です。・「試験に受かる超効率勉強法」井藤公量(日本実業出版社) 過去問に答えを記入して参考書化するノウハウをこの本から取り入れました。・「資格クイーンが教える一発合格の勉強術」そめいよりこ著(オーエス出版社) テープの早聴きの勉強法は、この本から取り入れました。・「社会保険労務士合格塾」伊藤真監修/伊藤塾編著(中経出版) 通勤電車折り返し勉強法は、この本から取り入れました。(終わり)※次回から、また通常の日記に戻ります。