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テーマ:路線バス(285)
カテゴリ:バス
(中日新聞6月25日付記事より引用)
中日本高速道路会社(名古屋市)は24日、全線開通からまもなく1年になる東海北陸自動車道の利用状況をまとめた。昨年7月5日に開通した飛騨清見(岐阜県高山市)-白川郷(同県白川村)両インターチェンジ(IC)間の交通量は、5月末までの1日平均が約7000台で、当初予想約3000台の2倍超となった。 東海北陸自動車道が全通してまもなく1年になります。名古屋と北陸を短絡する道路で、富山県がぐっと近くなりました。名古屋と富山県を結ぶ高速バス(路線バス)も運行されています。 名古屋(名鉄バスセンター)~富山駅前を結ぶのは名鉄バスと富山地方鉄道の共同運行便。現在、1日6往復しています。 富山県西部の高岡・砺波・小矢部から名古屋へやってくるのがイルカ交通(富山県小矢部市)のきときとライナー。名古屋側の事業者は入っておらず同社の単独運行。名古屋側のターミナルも名鉄バスセンターやJRバスターミナルには入らず「ミッドランドスクエア前」という路上バス停に発着します。1日3往復でうち1本が氷見、和倉温泉まで足を延ばします。ちなみにミッドランドスクエア前バス停は県営名古屋空港直通バス(あおい交通)が発着する場所でもあります。 イルカ交通 きときとライナー posted by (C)喜多山栄 通常、長距離バスは共同運行のコンビを組む会社の車庫が休憩、駐車場所になることが多く、名鉄バスセンターに程近い名鉄バスの営業所では前述した富山地方鉄道や北陸鉄道(金沢)、福井鉄道、京福バス(ともに福井)など“相手方”のバスが休んでいる姿を見ることができますが、イルカ交通のバスはすこし離れた高速道路の高架下が駐車場所になっており、道路わきから見ることができます。 新規参入組の悲哀なのでしょう。バスターミナルも駐車場も自前で用意しなければならないわけです。公式ホームページを見ると「らくらくスーパーシート」を設置した2クラス制やパークアンドバスライドの駐車料金サービスなど積極的営業をしていることが分かります。 富山県の東と西で“住み分け”をしているとはいえ、名鉄・富山地鉄連合とイルカ交通は実質ダブルトラックで競合しています。つぶし合いにならないか心配なところですが…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.25 23:46:42
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