|
カテゴリ:命のつぶやき
ここのところベルギーでは陽が短いせいか、夕方5時になると暗くなってます。それでも陽が沈む時間は5時以後ですので、天気が良ければまだ明るさが残っています。雨だと4時半でもう真っ暗です。冬だから仕方ないにしても、通勤の場合には街灯のついた街を通って帰宅することになります。
しかし今日は、今日だけは本当に久しぶりに5時過ぎの沈みかける太陽が見え、空も明るかったです。天気予報では明日から曇りで当分の間は雨のリスクがあるそうです。それにしてもまるで天からのプレゼントのような一日でした。 全く奇跡のような一日でした。昔アムステルダムのミューゼに行くと、出口にセルフサービスのカフェタリアがあって気軽にケーキやスープ、コーヒーなどで休むところがありました。今でもやってますが、covid-19禍でも開館してるのかわかりません。オランダはベルギーより規制が緩いのでやってるかもですね。 そこのコーヒー用の砂糖の紙袋や紙ナプキンには、アート系のメッセージがプリントされています。ドイツのミューゼでも同じようなメッセージがありますが、フランスではカフェタリアなど付いていないので見たことありません。 前置きが長くなりましたが、そのひとつを先日からの整理中に見つけました。 奇跡(これをどんな呼び方をしようと):太陽は今日午前3時40分に上がり、今夜8時1分に沈むだろう。 どこのだれが言ったのかわかりませんが、モダンアートのメッセージですね。それも季節は夏なのか、地球のどこなのか不明です。言えることは、まったく普通のこと、当然のこととみなしていることこそが奇跡なんだということです。 ベルギーの暗い冬のおかげで、晴れた一日があると、これこそ奇跡だと感じることが出来ます。ちなみに南仏に居た頃は、毎日が晴天でしたが、ある冬にきれいな雪が降って石畳の路上が凍って輝いていたことがあります。キラキラして奇麗でした。歩くと滑ってしまうので、太陽が出てそれを融かすまで残っていました。あれこそ奇跡のようなひとときでした。 どこにいても周りを見渡せば、いろいろな奇跡が起こっています。ただそれに気付きさえすれば。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.11.19 02:31:24
コメント(0) | コメントを書く
[命のつぶやき] カテゴリの最新記事
|
|