オ　ニ　オ　ン　の　つ　ぶ　や　き

​​昔、我々はいろいろと忙しかったので多くのことを考えることもできないままでした。幸せってなんだとか、苦しさってなんだとか、とにかく働いて動いていなければ怠け者でネガだとされていました。（今でもそうでしょうけどね。。）

生活に余裕のようなものが出来てきた近代社会人の現在はその自由時間に様々なことをしています。

TVをみたり、ダウンロードした音楽や映画を見たりゲームしたりしてますが、余暇時間というのがあるのでさらに遠くへ出かけたりもできますね。。もちろん時間だけじゃなくある程度のお金も必要だし、それだけのものを活用する体力も要りますが。。中には暇を持て余している人もいます。

哲学するのは暇でないとできないようなこと書きましたが、まさに、今人間は「好きなこと」が出来る時間が​与えられたと​いうことです。​オニオンも時間的な余裕のおかげで仏教のことを学び始めましたし。。

しかしながら、せっかくのそれらのチャンスを戦争や災害の不安に使っているのが我々です。どう使おうと自由なんですよね。。現代人は自由という枠の中においての与えられた自由が与えられているだけだから、本当に自由なのかと暇人オニオンは考えるのですわ。。
つまり、金魚鉢の中の金魚に与えられた自由は鉢の中だけですが、それしか知らない金魚にとっては、すれが全てなのですね。。人間がそれを外から見ていると、可哀そうな金魚だということになりますね。もしかして、鉢の中から自由を求めて飛び出す金魚がいてもおかしくないですね。

自由の定義は難しくなるのでここでは及びませんが、西洋の哲学書にはかなり詳しく載っています。まぁ、言葉の綾にのせられていくわけですが、言葉を使いこなすということもひとつの技でしょうか。。​