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テーマ:母子家庭のあれこれ(11)
カテゴリ:母子家庭がどうした~
母子家庭暦、早15年の私と息子の日常と問題点とドタバタと昔とこれからを、ずっと書こうとしていて、重くなったりしそうなので手をつけずにいましたが、ついにそこから逃げる事もどうやら無理となり、母子家庭の終着点間近という事実も踏まえて、これからどんどん残して行きたいと思います。・・・というい思いで、楽天のテーマのカテゴリ(子育て)にはなかったテーマを今日投稿してみまた。
実は今まで何回か京都府の母子家庭支援の一環としての講座の講師を勤めさせて頂きました。こんな私をよく知っている方々にとってはサプライズな出来事だったのではないかと思います。 ことの経緯は、以前勤めていたホテルの先輩が、社会福祉協議会にお手伝いに行かれていて、その一部門で、無料職業紹介所を開設したという事で、人材関係の仕事をしていた私は、職業紹介のノウハウを少しお話しに行ったのです。 その関係と、以前お世話になった職業訓練校の先生がしておられるプロジェクトの一人材としてたまたま手ごろな私になったというだけの話です。 講師をしている時は、人材関連のお仕事をしているものとして、企業が求める人材についての話と仕事をしたい、もしくは仕事をされているお母さんが抱える実際の問題、社会と現実のはざまについての問題提起と自身の経験などをお話させて頂いておりました。 大抵のお母さんは、私のつたないレベルの低い職業経験を聞いて、『私にも出来る』と自信を持って頂けたと思いますが、中にはまだ混乱の最中の方もいらっしゃり、皆さんの不安をつくづくと感じていました。 いや、自分自身も未だに不安が一杯です。でなければ、この間のように情緒不安定な出来事は起こらないのです。でもお母さんはそんな素振りは子供には見せる事は出来ないのです。子供達にとって、どんな所に行こうと、お母さんがいる場所が自分の家なわけです。そこをしっかり持っていけると、とてつもない力がお母さんには沸いてくるものです。 とはいえ、実際の私の家庭はどうかというと、息子は早いもので18歳。本当なら来年の春に高校を卒業ですが、やっと入った全寮制の高校を四ヶ月で辞め、それでも高校は卒業したくて今は単位制の高校に通っています。なので、編入ではなく転入という事になるらしく、一年間前の学校に行けてないので、単位も認定されず、同級生よりも一年長く高校に行くことになっています。 これってやっぱり普通ではないんでしょうね。 私は全然気にしてないんです。息子も勿論今は何にも思ってません。大学に入るのに一年浪人した人と同じと今は納得しているようです。周りの同級生も単位制なので、自由に単位を選択し、自分で出席する授業を決めるといった、アメリカの高校のようなシステムで年代の幅もありなかなか面白いらしいです。 でもこれってやっぱり普通じゃないんですよね。 よく、同居している未婚の妹から、息子を甘やかしていると言われます。そうなんでしょうか?厳しくしているとは言いませんが、甘やかしてませんよ。 よく、パートナーから、息子を甘やかしすぎと言われます。俺の時代はそんなこと親にしてもらった事がないとか、何とか。いやそうかも知れないけど、息子は決して甘えて育ってはいませんよ。多分。 息子が頑張っている時に、たとえ自分がヘロヘロでも起きて食事を作って送り出す。これは当たり前の事です。息子は起きなくてもいいと言ってくれる事もあるけれど、出来れば起きて、『いってらっしゃい、気をつけて行くんやで、何時に帰るの?』と声をかけるのは私の生きがいでもあり、趣味でもあるのです。 息子がまだ保育園や小学校の頃には、お父さんのいる子と出来るだけ同じ体験をさせてやろうと躍起でした。カブトムシ捕りにも行ったし、剣道も厳しく教えたし、力で押さえつけたりもしたし、口やかましくも怒らなかった。また、パートナーも父親代わりはしませんが、キャンプに連れていってくれたり、将棋を教えてくれたり、釣りを教えてくれたりしたものです。 息子が中学2年までは組み手をして負けた事もない私は、父親代わりは出来ていなかったのでしょうか? 中学卒業3ヶ月前に友人と大変な事になり、盾になって守っていた私は父親代わりは出来ていなかったのでしょうか?? 今また、人生の岐路に立っている彼にとっての父親代わりとはどういうものでしょうか? パートナーは、夢のような事ばかり考えさせずに現実を見させるのが父親の役目だといいます。 でも彼は、ずーっと現実の只中にいるのです。自分で洗濯もするし、アルバイトも一所懸命やってお小遣いもあげていなくて、自分の事学校関係以外はほとんど自分で払っている。・・・これって現実を見てるから出来るんじゃないでしょうか??? 男の子にとって父親とはどういうものでしょうね。 よく『男は父親を超えて一人前』といいますが、実際どういう事なんでしょうね。 歴史上の人物で(カエサルですか?)自分の父親を倒して母親を娶った人もいましたね。心理的に言うと息子は父親を殺したいと思うらしいですが、そういう事なんですか? 私はまだまだ息子の可能性を信じています。出来れば、一生、自分の本当に好きな仕事を充実してやっていける幸福な人生を歩んで欲しいと願っています。 でも実際は大きな事でなく、スーパーの店員さんでもいいし、吉野家のルート配送でもいいし、何でもいいんですよ、まじめに働いて健康なら。私は挑戦している君が何よりも好きなのです。ありがとうって思います。こんなお母さんでこんないい子に育ってくれてといつもいつも思ってます。 でもどうなんでしょうか?今後父親役とはどうすればいいのでしょうか?うちの父が生きていればその代わりはしてくれたかもしれませんが、何をすればいいんでしょうね。それが彼のためになるなら、是非ともその役を果たしたいものです。 男性の方はどうお父様から影響を受けられたのか教えて頂ければ嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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