福志野の餅
今日は朝食のお話であります。僕は朝食は欠かしません。世の中には朝食抜きで会社や学校に行く人がたくさんいると聞きます。食べることが大好きな僕にとって、朝食抜きなんてアンビリーバボー。 生きていくうえで、食事は通常一日3回です。一月では90回、一年では1095回、人生80年とすれば87,600回なわけです。これが朝食抜きにしてしまうと、食事が一日2回、一月では60回、一年では730回、人生80年とすれば58,400回になります。 楽しい楽しい食事の回数がこんなに減ってしまうのですよ。これが黙っていられますかっ(ゴンッ!)!私は激しく訴えたいっ(ゴンッ!)!朝食を抜くなんてトンでもないっ(ゴンッ!)!食の楽しみの1/3を自ら放棄しているようなものだっ(ゴンッ!)!ひいては人生の大きな損失に他ならないっ(ゴンッ!)!皆さん、私に清き一票をッ(ゴンッ!)! とまあ、話題が食べ物のことになるとついつい興奮してしまうのですが、今朝も朝食をきちんといただきました。妻が近所の和菓子屋さんで餅を買ってきました。お団子を買おうと子供と行ったら、あまりに美味しそうな餅が売っていたので、正月でもないのについつい買ってしまったとの事です。美味しいものなら盆も正月もありません。いつでもいただきましょう。 その和菓子屋さんは、東急ストア上池台店の斜め前にある福志野というお店。和菓子を全て手作りにしている職人のおじさんがやっている小さな店です。街の和菓子屋さんといった感じ。おにぎりなんかも売っています。夏には氷の暖簾が下がり、レトロな雰囲気の店内で食べる氷が美味! と言うわけで、今朝はお餅を焼いて磯辺焼きにして食べました。磯辺焼きといえば思い出すのが銀座の屋台。何で銀座に磯辺焼きの屋台があるのか良く変わりませんが、なぜか夜の銀座には磯辺焼きの屋台が出ているのです。昔、プロ野球の清原が、当時西武の大エースだった東尾に連れられ銀座に飲みに来たとき、腹すきましたねぇ、とつぶやくと、東尾がピッとピン札の1万円札を差し出し、「これで磯辺焼きでもこうてこいっ!」と言ったとか言わないとか。 で、我が家の朝食の磯辺焼きですが、お持ちは豆餅とヨモギ餅の2種類。豆はカリカリと美味しく、ヨモギはなんとなく香りがしてきます。砂糖醤油につけて海苔に巻けば、磯辺焼きの出来上がり。子供も喜び、大人の腹にもたまる、一風変わった朝餉の楽しみです。このお餅、揚げておかきにしても美味しそう(だけどもったいないかな?)。それにしても、朝食抜きなんて断じてありえないッ!福志野大田区上池台3-16-5TEL:03-3720-5774