ちょっと古い映画…
っても、たいした映画の話では無いので期待しないでね。久しぶりに、スティーブマックイーンの『ル・マン』を観たんですね。ボクが生まれた頃の映画。前に、DVDを買っていたんだけど、ちょっと一年ほど観ていなかった。(時間がなかなか無くて、観られなかった所もある。けど、車で観るようになったので、再び…)映画としては、評価の低い映画なんだけど、久々に観ると新鮮すぎる色々なエッセンスがある。まず、音。本当の機械の音が響くんですね。フェラーリとポルシェのエンジン音。ギアが唸る音まで入ってる。最近の創られた音ばかりの映画とはチト違う。少ないセリフ。冒頭の15分弱なんて、全くセリフ無し。美しいフランスの風景を、黒のポルシェが駆け抜けます。全編に渡って少ないセリフは非常にスッキリとした展開とレースの緊迫感を演出してる。まぁ、実際にルマンへマックイーンが出場し、撮影。さらには30人近い出場したレーシングドライバーが協力し、レース中に獲れなかったシーンを撮影。さらには、本当にポルシェ917を当時の最新技術でリモートコントロールし事故を撮影したり…。レース映画では、未だかつてここまで突っ込んだ物は見たこと無いです。最近はみんなCGで済ますでしょ。この映画は殆ど実写なんですよね。ボクはこの映画を小学校の中学年の頃にNHK BSで観たのが忘れられなくて、DVDが発売されたらスグに買っちゃった。今観ても、なんだか見入ってしまって、のめり込んじゃうのは、この辺の本物を使った所だからかなぁ…と思っています。それにしても、当時のポルシェ917Kやフェラーリ512は凄い迫力。マシン…と言った感じが満々です。今時の車にはあり得ないんですが…カッコイイです。と好き勝手な事を書いちゃいましたね。