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 名無し@ Re:最近の地質・土質に関する判定に関しての疑問(07/05) どうしてこんなにも重要できつくて危険で…

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2020年06月26日
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カテゴリ:独り言・・・・
​​最近、地盤調査に関しての評価について、瑕疵担保に提出する報告書の評価機関に於いて、評価基準が益々平準化して来て、評価担当者が地盤を勘案した場合の基準評価をあまりに理解出来ない者が、報告書の内容も理解出来ずに自分の考えは全く無く、指針に書いてある数値だけを見て、その数値が指針にどの様に基づいているか否かという判断は出来ずに、国交省の提示されている数値だけにこだわって、その数値が書いてあるか否かの考察を求めている。
この事は素人判断というか全く土質力学特性の解らない無知な者の考え方である。
以前にもSWS試験結果の採用についての判断は非常に難しい点を述べさせて頂きましたが、現在では半自動はじめ全自動が主流であり、特に全自動による地盤調査の結果採用に関しては、地盤調査に精通した専門家が土質力学から学んだ地盤の性質や地層の特性に関して、如何に理解力の有る者が評価機関に居るのかが最も重要であると思われる。
そもそも住宅建設に於いては瑕疵担保の大切さがクローズアップされているのですが、その瑕疵担保に関わる機関の担当者が十分にSWS試験の有義性を理解できるか否かである。
SWS試験はとっても簡単な試験であるが、その結果解析に関しては非常に難しいものである。
特に深度に関しては摩擦力(粘着力・内部摩擦角等)がどの様に働くかが重要で、例えば上部0.5m或いは1.0m位を地盤改良されていて非常に締っている場合などは、その影響はそれ以深に大きく関与しており、弊社での何例かの現地に於いてボーリング調査との対比により、少なくともGL-3~4m位まで影響しており、その影響力は約20~30%程度の範囲内に於いて増加傾向が見受けられる。
この様に、数値には出てこない数値をどの様に判断出来るかが瑕疵担保を評価する専門家の技量である。
私の述べたい事としては、結論として地質調査業に携わっている者として少なくとも簡易試験であるSWS試験を実施する【地質調査・地盤調査】会社として、試験値は試験結果値であり、その試験結果の採用値に関しては調査会社に求めるのではなく、責任の有る瑕疵担保機関が決定するのが本来の筋であり、地盤調査・地質調査会社に結果を求める事は不合理である。
今の地盤・地質調査会社に於いては試験結果を求めているのであって、本来ならばその結果採用或は決定に関してはコンサルタント或は設計担当者そして瑕疵担保機関などが決定するのであって、地盤・地質調査会社に結果を求める事は前記した様に全く矛盾に満ちたものである。
地質調査或は地盤調査会社の立ち位置は、現在の日本に於いて明確にされており、国交省並びに各県市町村庁において各瑕疵担保機関の担当者の判断に委ねられている。
ゆえに、地質調査或は地盤調査会社に求められているものは如何に正確に試験・調査を実施して、その結果を誠実に報告する事で、それ以上の考察を求める事は瑕疵担保機関がする事で有り、結果報告を理解出来無い事は消費者に対して無責任であると云わざるを得ない。
仕事というものは、受注或は発注した時から金銭が生じるので民間であれ官公庁であれそれなりに責任が生じることは明確であり、地盤調査結果を提出する最終機関と成る瑕疵担保機関等はその結果を最大限に活用する事がもっと責任機関に於いて責任のある評価が出来る。それには
試験・調査結果報告書を読んで頂いて内容を熟知される事が一番である。
大した事を言わせて頂きましたが、私は調査会社及び試験会社はその結果について正確な結果報告書を作成する事は言うまでもなく、各分担部署に於いてそれぞれの担当者(立ち位置)は、それぞれ責任を果たしてもらいたいと云う事である。
今は、地盤調査結果によりあまりに多く地盤改良等が採用されている現状に於いて、調査結果の判断(評価)が地盤改良無しでも
基礎形式を地耐力によって変える事が可能と成り、地中を汚染或は乱さなくて済む事に繋がるのではと勘案するからです。
意味の有る地盤改良が悪いとは思いませんが、最近は目に余るほど多いので疑問で仕方ないのです。なるべく自然状態の地盤が一番で、地盤の特性である堆積環境についてもっともっと勉強される事が何よりなのです。自然地盤に於いて木造或は軽量鉄骨住宅等軽量構造物の基礎工については、盛土地盤或は軟弱地盤=元々水田或は陸田であったとか以外は殆ど地盤改良等必要無い地盤である事は今まで40年以上地質調査を行なって来た結論である。
すなわち、台地形か?低地形か?の地形的要素が一番大切である。その他(丘陵地・砂丘地など)については地質調査結果を基に考える事が大切である。

今日は、最近気に成ったSWS試験結果利用の評価について感じた事を述べさせて頂きました。








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最終更新日  2020年06月26日 11時11分35秒
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