マダム・バタフライ
こんばんは。お久しぶりです。Wカップの疲れが今になって出てきているのか一日中眠いです。あの時は、ほとんど寝ないで仕事に行ってたのに…。今さらになって疲れが出るってあたりが年齢を痛感させられますよ。そんな日常生活でしたが、オペラを観ました。ボローニャ時代の学友が『蝶々夫人』を演じるということで同じく学友たちと上野の文化会館まで出かけてきました。長崎が舞台になっているこのオペラ、日本人にはなじみやすいのではないでしょうか?音楽の中に“さくらさくら”や“君が代”の旋律が入っています。そして、着物姿、立ち振る舞いなど、日本人ならではという美しさでした。オペラ歌手というのは、歌を歌うだけではなく演技もするわけです。セリフはすべて歌なわけで、本当にすごい。その学友は、私と同じ年なのにそれを感じさせないほど、いじらしくてかわいい蝶々夫人(一幕目は15歳、二、三幕目は18歳)を演じていました。最後は、蝶々夫人がかわいそうで悲しくなって大泣きしました。そうそう、観に行く前にあらかじめあらすじを調べたのですが、それまでは、こういう話だとは思わなかったなぁ。妖艶な女性が大勢の男性をたぶらかす(なので蝶々夫人と呼ばれる)ストーリーだと勝手に思ってました。どこからそんな想像が…。むしろ逆ですわ。それにしても、素晴らしい舞台でした。プッチーニご当地モノの一つと言われる『蝶々夫人』。(他には『トゥーランドット:中国』なんかがあります)日本以外ではどうやって演じられているのか、いろいろな国の『蝶々夫人』に興味がわいてます。観たい!