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カテゴリ:北京でお仕事
☆私がこの会社を去る日がとうとうやってくる。
自己都合退職の形ではなく かといって 解雇という形でもない。 上司は私の文章能力を高くかってくれていて 残念がっている。 ここまで一緒にやってきた仲間として 名残惜しい気持ちは伝わってくるけれども。 現地採用の中でも 決して高いとはいえない今の給料の半分以下となる 株主の提示するこの給料では 私はとうてい生活することが出来ない。 半ば不本意なまま 去らねばならないので 残念だけれども仕方がない。 けっきょくここまで会社が業績不振に陥ってしまったのは 誰のせいでもなく うーん、たぶん いろんなタイミングが悪かったのではないかとしか思えない。 幸いなことに 会社自体はなんとか存続するので 前の北京を撤退した会社に比べれば まだましなのかもしれないけど。 創立当時は 一から何でもやらなければいけなくて 思わずパニクったこともあった。 通訳や翻訳が思うように出来なくて 落ち込んだときもあった。 時間が迫ってるときや 疲れているときは 人に優しく接することが出来なくて 上司と気まずい雰囲気になったこともあった。 不平不満を言えばきりがなくて かといって 全部を完璧にこなしてきたかと問われれば すみませんと 謝るしかできないだろう。 きっとここまでが この会社で出来る 私の限界なのだろうと そう自分に言い聞かせて 次のステップに 進むしかない。 小さな小さなことだけど いまここに存在する 日本語と中国語の資料は 全て私が作成してきたもので 人様の目にさらしても おかしくない出来に仕上がって これからも充分に使えるであろうシロモノということは 私へのささやかな自信となるだろう。 普通、中国人であれば 簡単にわかることや 解決できるであろうことも 指導してくれる中国人上司や サポートしてくれる中国人スタッフが一人もいない中で 私しかやる人がおらず 時間がものすごくかかったり どうしたらいいのかわからなかったり その度に苦労をしてきたけれど よくここまでやってきたなあと 自分でも思ったりもする。 今年のみずがめ座の星占い仕事運での 「部署替えや担当替えにも気持ちよく応じて吉。 いままで積み重ねてきたことが惜しいと言う気持ちはあるとしても 新しいことに挑戦するのはそれ以上にやりがいがあるはず。 ポジティブに気持ちを切り替えて」 「妥協はいけません。 大きな目標を持って、それに向かってがんばっていくようにしましょう」 という言葉を信じて 新しい明日に向かって一歩を踏み出そう。 より高く より遠くへ飛ぶために 充分に助走をすることが今の私には必要のようだから。 本日の最高気温2度。本日の最低気温-4度。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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