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2005.02.07
カテゴリ：中国人の夫とのこと
☆今日は私の誕生日。
とーうとう三十歳。 三十路。 三十代。 この字面 なんとなく若者気分に終わりを告げるように思えるのは 私だけですかね…。 そんな 人生で(特に女性は？) 微妙な三十歳の記念すべき誕生日は これまた微妙なお祝いでした（笑） というのも 2月６日深夜出発→７日深夜到着後ホテル（と、いちおう言いたい）宿泊 だったので もともとたいして期待はしてなかった。 しかも無職Aな彼 プレゼントは出世払いと事前にのたまいやがった。 まー、なんせ首都北京でも イベントの際に 自分の気に入るものを見つけたり、食べたりするのが 難しいと言うのに ここ宝鶏市、 日本人でわかる人のいないような都市？で イベントを行おうとすること自体にすでに無理が…。 でも 私の彼 貧乏でもちょっとはがんばる。 今回は招待所（日本の古ぼけた三流旅館のような、小汚いビジネスホテルみたいな宿泊所） には泊まらず すでに深夜の1時を過ぎているのに そこそこのホテル（と、言わせて欲しい）を探して 泊まって24時間汽車の旅の疲れを癒させてくれた。 ロビーや廊下は薄暗いし エレベーターも外が見えるつくりになってる割には狭いけれども 部屋の中は思ったより良かった。 浴槽があるし シャワーがついててちゃんとお湯が出るし しかもお湯が途中で止まったり水にならないし。 ツインベッドの置くにマージャン卓があるのが笑えたけれど そこそこ広いし 給水器（湯・水）もあるし。 そして 朝は私が起きたとたん ケーキと、花束を用意して 誕生日を祝ってくれた。 どうやら 私がぐっすり寝ている間に 一人で買いに行ったらしい。 そう 私の彼 貧乏でもアイデアはあり。 ユリと紅いバラ（彼はなぜかこの組み合わせが好き）の 大きな花束からは 甘く澄んだいい香りが漂っている。 薄い桃色の生クリームに彩られた（なんと、バタークリームではなかった！） ケーキの上には プラスチックで出来た、蕾の部分がやけにでかい一輪の花が。 実はそれはロウソクになっているようで 彼が火をともすと シュボッと体に似合わず大きな音を立てて グワッと花びらが開いて 部屋中に響くハッピーバースディソング！ そのとき私は コンタクトもメガネもかけてなかったので 何が起きたのかわけがわからず 思わず絶句。 そして 後から大大大大爆笑！ なんじゃこりゃ。 3年以上も中国にいるけど これは初めてみた。 すっごいうける～♪ しかも 火を消しても ずーっとエンドレスで鳴り響いてるの。 （私達が部屋を去る時も廊下に小さく鳴り響いていた 一体いつまで持つのだろう…） さらに一音符だけ 音が半音低い。 やはり中国製。 どこか微妙。 もー笑い泣きでした。 でも 深夜雪の降る中ホテルを探しに行ったり 自分だって疲れているのに 私は遅くまで寝かせておいて朝早く花束やケーキを買いに行って こうして体を張って 私を喜ばせようといろいろがんばってくれている彼を思うと ちょっとウルウルでした。 うーん、 あのロウソク花（←勝手に命名） 日本でハンズあたりで販売したらウケルと思うんだけどねー。 けどちょっとチープすぎるかな？（笑） 過去日記のため気象情報はなし。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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