|
カテゴリ:世の中ニュース
それ自体の不幸なんてない。 自ら不幸を思うから不幸になるのだ。 アルツィバーシェフ (1878-1927 ロシアの小説家) 日経ビジネス 2009.7.13号 売れない時代に私が売る なかなか面白い記事がありました。 BIG ISSUE という雑誌をご存知ですか? ホームレスを支援する目的で発行されている雑誌で 定価300円のうち160円が販売者の利益になります。 下谷さん(61歳)は体を壊して建築現場の仕事を失い 10年近く路上生活を続けたが、雑誌の収入で アパート暮らしを始められたそうです。 東京、京阪神地区に150名ほどの販売員がいて 販売数の一日平均20~25冊。 下谷さんは40~50冊を売り上げる。 下谷さんはまず自分を見つけてもらえるように プロペラの付いた帽子(タケコプターみたい)を 常にかぶってます。 そして、携帯の番号、メールアドレスを書いた 名刺を持っている。 NPOの就職支援プログラムを利用してPCとメールの 使い方を覚え、携帯による予約注文やメールによる 通信販売をてがけています。 雑誌を買うついでにお握りやたこ焼きを差し入れてくれる 女性客もいるとか。 1ヶ月で1400冊くらいを販売してるのか。 年齢を理由にIT社会にかかわらない人が多いのに 50過ぎてホームレスをしながら学ぶなんて 生命力のある人やなあ。素晴らしいやん。 中山さん(仮名 65歳)は常にメモ帳を持ち歩き その日の天気、販売時間、お客さんの性別や年齢を 書き込み、帰宅後ノートに内容をまとめ 月ごとに集計する。 その上で月間目標を立て達成度合いを常にチェック! データを分析し売れる時間、売れる場所を動き回る。 さらに、2、3回買ってくれたお客さんの名前を聞き 外見上の特徴と合わせて顧客名簿に記録し頭に叩き込む。 次に逢ったときには「○○さん、いつも有難うございます」 と声をかけて喜んでもらう。 この方法で顧客リストは200人を超え、月間1300~1500冊 (平均の3倍近く)を売り上げてます。 島田さん(仮名 70歳)は駅前で『宣誓!』のポーズのまま 雑誌を掲げ続け微動だにしない。 朝8時から夜8時まで、ほぼ毎日、雨の中でもこの姿のまま 立ち続ける。 同じ時間に同じ場所で同じ格好で立っていることで 通行人に興味を持ってもらい雑誌を売る。 島田さんは月1600冊を売りあげる 路上のトップセールスマン。 同じ物を同じ価格で売っててこれだけ 差が出るって凄いことですね。 それでは皆さん 今日も美人でお過ごしください。 人気ブログランキングに登録してみました。 よろしければ1日1クリック下さい。 人気ブログランキングに投票する ビッグイシューと陽気なホームレスの復活戦 The big issue Japan 著者 櫛田佳代 出版社 ビーケイシー 【内容情報】(「BOOK」データベースより) あなたは信じられますか?ホームレスなのに大笑い、ホームレスが集まってミーティング、ホームレスが通る人を励ますなんて。個性あふれる路上書店で、今日も元気に「おはようございます!」とストリートペーパーを掲げ、ビッグイシューで復活戦に挑む販売員。一方、一〇〇%失敗だと言われた事業への挑戦を続ける(有)ビッグイシュー日本。二〇〇円で交わされる路上のギブ&テイクは、間違いなく存在する!さらに、さらに、ホームレスがサッカーだって!?自分が感じる幸せの涙も、人を幸せにする涙も、彼らはどれほど長い間、流していなかったのだろう。それぞれの過去を背負い、スウェーデンで戦いに挑んだ選手達が得たものは…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
April 30, 2010 05:46:16 AM
[世の中ニュース] カテゴリの最新記事
|