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April 30, 2010
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カテゴリ:世の中ニュース


それ自体の不幸なんてない。

自ら不幸を思うから不幸になるのだ。

アルツィバーシェフ
(1878-1927 ロシアの小説家)








日経ビジネス 2009.7.13号 売れない時代に私が売る

なかなか面白い記事がありました。

BIG ISSUE という雑誌をご存知ですか?

ホームレスを支援する目的で発行されている雑誌で

定価300円のうち160円が販売者の利益になります。


下谷さん(61歳)は体を壊して建築現場の仕事を失い

10年近く路上生活を続けたが、雑誌の収入で

アパート暮らしを始められたそうです。


東京、京阪神地区に150名ほどの販売員がいて

販売数の一日平均20~25冊。

下谷さんは40~50冊を売り上げる。

下谷さんはまず自分を見つけてもらえるように

プロペラの付いた帽子(タケコプターみたい)を

常にかぶってます。

そして、携帯の番号、メールアドレスを書いた

名刺を持っている。

NPOの就職支援プログラムを利用してPCとメールの

使い方を覚え、携帯による予約注文やメールによる

通信販売をてがけています。

雑誌を買うついでにお握りやたこ焼きを差し入れてくれる

女性客もいるとか。


1ヶ月で1400冊くらいを販売してるのか。

年齢を理由にIT社会にかかわらない人が多いのに

50過ぎてホームレスをしながら学ぶなんて

生命力のある人やなあ。素晴らしいやん。



中山さん(仮名 65歳)は常にメモ帳を持ち歩き

その日の天気、販売時間、お客さんの性別や年齢を

書き込み、帰宅後ノートに内容をまとめ

月ごとに集計する。

その上で月間目標を立て達成度合いを常にチェック!

データを分析し売れる時間、売れる場所を動き回る。

さらに、2、3回買ってくれたお客さんの名前を聞き

外見上の特徴と合わせて顧客名簿に記録し頭に叩き込む。

次に逢ったときには「○○さん、いつも有難うございます」

と声をかけて喜んでもらう。

この方法で顧客リストは200人を超え、月間1300~1500冊

(平均の3倍近く)を売り上げてます。



島田さん(仮名 70歳)は駅前で『宣誓!』のポーズのまま

雑誌を掲げ続け微動だにしない。

朝8時から夜8時まで、ほぼ毎日、雨の中でもこの姿のまま

立ち続ける。

同じ時間に同じ場所で同じ格好で立っていることで

通行人に興味を持ってもらい雑誌を売る。

島田さんは月1600冊を売りあげる

路上のトップセールスマン。



同じ物を同じ価格で売っててこれだけ

差が出るって凄いことですね。


それでは皆さん
今日も美人でお過ごしください。







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ビッグイシューと陽気なホームレスの復活戦 
The big issue Japan
著者 櫛田佳代
出版社 ビーケイシー
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
あなたは信じられますか?ホームレスなのに大笑い、ホームレスが集まってミーティング、ホームレスが通る人を励ますなんて。個性あふれる路上書店で、今日も元気に「おはようございます!」とストリートペーパーを掲げ、ビッグイシューで復活戦に挑む販売員。一方、一〇〇%失敗だと言われた事業への挑戦を続ける(有)ビッグイシュー日本。二〇〇円で交わされる路上のギブ&テイクは、間違いなく存在する!さらに、さらに、ホームレスがサッカーだって!?自分が感じる幸せの涙も、人を幸せにする涙も、彼らはどれほど長い間、流していなかったのだろう。それぞれの過去を背負い、スウェーデンで戦いに挑んだ選手達が得たものは…。













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最終更新日  April 30, 2010 05:46:16 AM
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