村の暮らし
先週水曜の夜に無事台北に着き、翌木曜から台北国際芸術村(以下TAV)に住んでる。なんとかもろもろ無事っす。さて、このレジデンス施設、名前は「村」だけど、実際はこんな建物。一階にはカフェやギャラリーがあって、二階より上が各スタジオ兼住居やコンピュータールームなど。で、僕は201号室。スタジオと住居が合体してるので、かなり広い。新大久保で住んでた(友人の)アパートの二倍以上か。入ってすぐ、キッチンから見た眺め。逆側から。ちょっとわかりにくいけど、カメラの背後にもっと空間があるので、この写真で感じられる広さよりはもうちょいある。あと、滞在アーティストはもれなくもらえる、TAV特製ショルダーバッグ。めっちゃ黄色い。でもかわいい。NYで知り合ったアーティストがこれを持ってて、ほしいな~と思ったのが、TAVに来ようと思ったひとつの理由だったので、うれしいなー。こんなお茶目なTAVだけど、実はれっきとした台北市政府関係の施設。かつて政府系の施設だったものの使われなくなっていたビルを台北市文化局がリノベートして、レジデンスとして運営しはじめたらしい(TAVのまわりも政府系の建物ばかり。人があんまりいない)。最近5周年だったようだ。くわしくはこちらで。2月5日から滞在アーティスト5人によるグループ展があるので、着いていきなり制作モードに入らなきゃならなくて、何を見せるかってことをここ数日考えていたのだけど、なんとか固まってきた。でも、新作というよりは、ちょい思うところがあって、前の作品を一度解体して再構築する感じになっちゃいそう。完全な新作は、グループ展が始まってからゆっくり作ろっと。それはさておき、台北の町を少しだけど日々歩いてて、改めて日本語の/日本のお店や商品の多さに驚く。ダイソー(39元 or 50元均一。日本よりちょい割高。でも超便利)すら近くにあるし。こんな看板も沢山あるし。それにしてもこちらは暖かい。明日なんて最高25度だって。いやーすばらしい。...と思ったけど、ひとつ問題が。なんと蚊がまだいるのだ!!昨日の夜はやつらの集中攻撃を浴び、眠れず。というわけで、今日はTAVの倉庫からこれをゲットした。なんていう名前か知らんけど、こちらではどこの家庭にもひとつある必需品・蚊を殺す機械。綺麗。ときどきバジッ!っていうんだけど、たぶん誘われた蚊が焼かれる音(?)。というわけで、なんとかやってます。おいしいものをたくさん食べて、がんばりまっす。