…個々の特性を知ること。相手の望みを察する。表面的な言葉だけを鵜呑みにするのではない。その言葉の真意を探ること。そして望みを察したら、どうしていけば最適なのか考える。考えがまとまったら提案して納得させたら導いていく。それが、一人一人に向き合うということだ。人に関わることを嫌がっている場合じゃない。協力を求めるなら先に協力してやることだ。情報を多く持つ。知識や知恵を授ける。豊富な知識は役に立つ。知識は自分も相手も他人をも助ける。知は力である。使える情報を多く持つこと。役立つ情報を提供する。相手にとって価値がある情報を与える。そこから物事が進み始めることは多い。相手について知る。相手の情報を把握する。相手の特性を知っていれば対処のしようがある。適切な対応で信頼を得る。自分自身がブランドになる。この人に聞けば間違いないと思ってもらえれば勝ちだ。最適解を見出だす。そして、相手の特性に合わせて接し方を工夫する。誰もが相手に合わせて無意識に接し方を変えているとは思うが、それを意識的にもやってみる。相手に接する際は自分を演じる。相手の都合に良いキャラを演じてみせる。気に入れば良し。違うなと感じたらアプローチを変えてみる。それは誰もがやっている。演じるのが難しいと感じたら黙ればいい。沈黙は金。聞き役に専念すればいい。一人一人に向き合えば視点も変わってくる。その際、平等で客観的であることに注力する。偏りは趣味の範囲内でやればいい。社会に出たら平等で客観的なのが好まれる。公の場ではオフィシャルが好まれるのだ。偏りや個性は趣味の範囲内で存分に出せばいい。公私を分けるとはそういうことだ。社会に出ている間は公平を意識する。自分の時間なら好き嫌いを大事にすればいい。選り好みしてしまえばいい。ワガママでいい。公私を分ければ気持ちを切り替えられる。存分に好き嫌いを発揮したなら、社会に出たときに好き嫌いを無にして公平を演じられる。社会に出たときだけ客観的であればいい。関心は低めでもいい。大抵は三人称での繋がりでしかない。ビジネスライクでいいんだ。その上で、一人一人に向き合って物事に挑むんだ。
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