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カテゴリ:メンタルヘルス
皆さん、こんにちは!
O&Mラボラトリーの水咲です。 本日もお忙しい中、足をお運びくださり誠に有難うございます! ゆるゆる~な感じのブログではございますが、宜しければ、のんびりしてってくださいね。 皆さん 『噂話』って好きですか? 水咲研究員、噂話は個人的には大好物なのですが、ほぼ、そのまま聞き流すようにしています。 噂はあくまで噂であり、私自身、実際に目にしたもの以外信じないようにしているからです。 そうじゃないと、先入観をもって噂の元凶と付き合うことになり、本質を見逃してしまう恐れがありますからね。 心理学用語に”確証バイアス”と言う言葉があります。 心理学には、アドラー(左)やらユング(右)やら、他にも色々あるよ ウィキペディアさんによると 確証バイアスとは、認知心理学や社会心理学における用語で、仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと。認知バイアスの一種。また、その結果として稀な事象の起こる確率を過大評価しがちであることも知られている。 噂の是非は置いといて、真実かどうかを確かめもせず鵜呑みにしてしまい、信じてしまった結果、それとは異なる情報を意図せず無視するようになってしまう。 さすがに シャンパンの蓋を抜くように、スポンッ と噴火はしないと思うんですよ。 と、その前に、出版社側は本人かどうか、ちゃんと確かめましょう。 でもこれって、故意じゃないから厄介なんですよねぇ…… また、噂ではなく、実際に自分が見聞きしたことで、その後、その状況に変化が起こったとしても、過去の記憶がバイアスとなり、新しい状況を受け入れられない、と言うケースもあります。 例えば 「〇〇さんって、昔は喧嘩っ早くて、誰かとしょっちゅうバトッてたんだよぉ」 というバイアスがあるとして、今現在、〇〇さんは穏やかになっていたとしても、過去の記憶が邪魔をして、なかなか現実を受け入れられない、もしくは、また、喧嘩っ早くなるのではないかと懐疑的になるのです。 ネット上で炎上した人が、なかなか復帰できないのは、このケースに近いのかなと思われます。 この過去に囚われるバイアスは、人が再生することへの大きな妨げとなり、多くの場合、一度の過ちが人生を狂わせてしまうわけですね。 確かに良くないことは良くないです。 しかし、そのバックグラウンド(例えば喧嘩っ早くなっていた原因)を見ようとせず、全てを一緒くたにして考えるのは、どうかなと思うのです。 特に、性格的な問題などは、その後、変わるチャンスさえ与えないと言うことなのでしょうか。 今は、実害を何も受けていない、全くの赤の他人が、誰かが立ち直るきっかけを、いともたやすく潰せる世の中です。 今一度、自分の発言がどこまで影響を及ぼすことになるのか、言葉の意味と責任を考え、また、誰かに影響を及ぼした者は、他者からも影響を受ける可能性があることを、心の中に留めておいて欲しいと思います。 誤解のないように言っておきますが、私は犯罪者を擁護したいわけではありません。 もっと身近な、誰かが犯罪者となってしまう前に、その周囲の環境を変えたい、と切に願っているだけなのです。 と言うことで本日の更新はここまで。 今でも深く、深く後悔していることがあります。 友人と呼べる人が、生活苦から万引きをして警察に捕まった日のことを。 その数日前に会っていて、何となくおかしいなと思ったものの、一泊させた後、ちょっとした手土産を持たせて別れていたのです。 詳細は割愛させて頂きますが、取り調べの際、身内への連絡先を頑なに口にしなかったと言う、その人の状況を聞き、胸が痛くなりました。 おかしいなと感じていたのに、どうして、もっとちゃんと話を聞かなかったんだろう…… 私はその人との過去のやりとりから、勝手にバイアスを通して見ていたのだと思います。 何とかなる、大丈夫だ。 今思えば、あれほど分かりやすいシグナルを発していたのに。 その後悔を今も引きずっているせいか、なるべく人を色眼鏡を通して見ないようになりました。 誰にでも自分には知る由もない、大なり小なり背負っている物があるのだ、と。 今はもう、その人とは連絡を取ることはありませんが、どこかで元気に、そして幸せな人生を送ってくれていることを心から祈るばかりです。 これもまた、私の勝手な思いなんですけどね。 それではまた、次回更新でお会いしましょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 21, 2021 12:00:07 PM
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