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テーマ:福祉医療関係(1061)
カテゴリ:病院にて
後発品を使っても思ったより安くないかも…!
最近、いろんなところで『ジェネリック医薬品』という言葉を聞きますね あの「薬代が安くなる」っていっているやつです 平成18年度の改定で院外処方箋に『後発医薬品へ変更可』って欄が できましたね。 その欄に医師が署名する事によって調剤薬局側で 後発品に変更する事が出来ます(後発品=ジェネリック医薬品) 自分の勤務する病院では患者さんから希望があった場合、 その欄に医師が署名しています ただ、署名する時に その患者さんの処方に後発品に変更可能な薬品が あるかどうか医師が知らないといけません (後発品が無いのに2点高い処方せん料を取るのはいけないので) そのため、急遽 後発品に変更可能な薬品のリストを作る事になりました 『診療報酬情報提供サービス』の医薬品マスタのデータを使って ちょこちょこっと作ってみました。 当院採用薬とその後発品の薬価を見て、意外と安くならないんだなぁ と 思いました(^^;) うちの病院で一番差が大きそうなやつで見てみると プレタール錠50 121.6円 プラテミール錠50 21.5円 1錠あたり100円違う 1日4錠 30日分 → 12000円 → 3割負担なので3600円違う 一月で3600円違えば結構な額ですが、こんなに差が多きいものは そんなに無いので、多くの方が 数百円程度しか変わらないかも しれないですね その患者さんが ブランド志向で行くのか お値打ちな方で行くのか 選択肢の幅が広がる事は 患者さんにとっては良いのかもしれないです 選択肢が広がる分、患者さんの自己責任も必要になりますが… 選択肢が増えた分 調剤薬局さんは先発品・後発品 共に在庫をかかえて 大変だと思います。がんばってくださいね 『先発医薬品・後発医薬品 対応表』のダウンロードはこちらから 先発品と後発品の対応表です それぞれの薬価もついているので、 どれぐらい安くなるかシュミレーションしてみるのも良いかもしれないですね (ちょっちょっと作ったものなのでひょっとしたら変なところがあるかもです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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