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March 1, 2007
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カテゴリ:教育

新中1の英語の導入を今年はこんなふうに行っている。

〇アルファベットの発音(フラッシュカード使用)

〇フォニックスアルファベットの発音(A says, a, a, apple)

〇単語発音(フラッシュカード使用:apple book car dog elephant finger gorilla house ink jam key lemon moon notebook ostrich pen question rabbit snake tea umbrella violin watermelon fox yellow zoo)

〇上記単語にaをつけて発音(不可算名詞はそのまま。moonはtheをつけて)

〇今度は複数形にして発音(不可算名詞はそのまま。moonはtheをつけて)

以下略

 

「単数形」と「複数形」を英語を学習する初期段階から学ばせているのが特徴である。もちろん複数形のs、esの発音の種類を細かく説明したりすることはない。私の発音を正確にリピートさせるのみである。

aをつけることと、複数形にすることは同時に学習するべきだと私は考えている。一般的な英語教育では単語を教えて、書き取りをやり、慣れたあたりで「文」を教える。そして、This is a pen.のところあたりで初めてa penを教える。

この順番はよくない。「これはペンです。」と「a pen」はセットで教えることではない。このような一般的な英語導入は、「習得」のためのステップとしても、「言語」としての「出会い」としても不自然過ぎると思う。こういうものは「つづりの練習もあるから、先に単語だけ教えて慣れさせよう」なんて安直にするべきではないところであろう。

目の前に本がある。ネイティブがこれは何?と訊かれたなら、a bookと浮かぶのであれば、そこから教えてみたい。異言語=異文化との「出会い」を、私はそこに集約してみたいのである。そしてその目的の一つは「確実な習得」でなければならない。

単数形と複数形などというものを一度に教えると混乱をするという意見もあろうが、「混乱」こそは初期にきちんとさせておくべきもので、単純に分解し過ぎて、後で混乱すると収拾がつかなくなる。生徒に混乱させることを恐れてはいけないというのが私の主義である。(もちろん、その「混乱」は最後に収められなければならないのは言うまでもない)

「結果」を大事にした上で、「美学」なんていうものにも重きを置きながら、これからもいい方法を執念深く見つけていきたい。

 

 

 






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Last updated  March 1, 2007 10:17:24 PM
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