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テーマ:野鳥観察ノート(932)
カテゴリ:野鳥
満潮時刻 4:44 173 15:05 176
干潮時刻 9:36 114 22:06 14 中潮 最高気温 7℃ 最低気温 5℃ 日の出 6:47 日没 16:58 月齢 26.9 今日は単独で行動していたムナグロを見つけた。1年目冬羽から夏羽に換羽中の個体。 時期は違うが夏羽から冬羽に換羽中の個体(2018・8・23)。クチバシは長く下尾筒に目立つ黒斑が見られるムナグロの一般的な夏羽の特徴。また拡大した部分の羽縁の淡色帯は太い。 今日の個体はクチバシガ短く、羽縁の淡色帯が狭い。下尾筒の模様も薄い、この特徴はムナグロとも重なる。アメリカムナグロ初列風切羽の突出は4~5枚とされ、この個体では目立たないが換羽中なので。 図鑑や資料で言及されている事は少ないが、脇羽の先端に目立つ白斑がある。これはムナグロには見られない特徴。 角度と光線の加減で脇羽と3列風切羽は黒色に見える事もある。 これらの特徴から、アメリカムナグロだと考える。国内の観察例は数例で稀な迷鳥。 アラスカ・カナダ北部・ベーリング海西部島嶼で繁殖し冬季はアメリカからアルゼンチンなどで越冬。国内では埼玉・福岡・沖縄で記録がある。 国際自然保護連合 軽度懸念種 環境省・東京都レッドリスト 記載無し お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年01月23日 09時22分33秒
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