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カテゴリ:子育て・育児
わかりやすく伝える 第三話 笑
なんだか止まらなくなってきました。 小学校の先生をしていました。 授業で(とくに算数)必ず気を配らなければならないのは、 子どもたちの理解のスピードの差 をどう扱うかです。 つまり、 この問題簡単すぎぃ って思っている子は、 すぐに問題を解いて、時間が余ってしまいます。 ほおっておくと、そのうち騒ぎ始めます。 難しい・・・と思っている子は、 休み時間までかかっても問題を解き終われません。 だれか、教えてくれる人がいるわけでもないので、 ほおっておくと、そのうち騒ぎ始めます。 先生が 一人一人に対応できれば、それが一番いいのですが、 ひとクラスに30人以上児童がいては、それは不可能です。 そんなとき、 私はこの手をよく使っていました。 早く解けた子は、「先生代理」になって、派遣されるシステム です。 先生に代理証明書をもらって、指名された子のところにいって、解き方を教えるのです。 このようにすれば、 早く解けた子は、手持ち無沙汰になりませんし、 解けない子も、教えてもらうので、なんとかやる気を取り戻してくれます。 なにより、 早く解けた子が、「先生代理」になって、友達に、教えてあげるところがポイントです。 人に教えることで、 自分の理解していない ところがわかってきます。 説明しようとしても、「あれ、どうするんだっけ」とか「あれ、わからん」 という声が聞こえてきます。 人に教えることで、自分の分かっていないところを再確認できますし、、 何度も同じことを教えることで、内容の理解が深まるのです。 派遣先には、相性の良い子を選ぶなどちょっとした配慮が必要ですが^^ また、面白い現象として、 「先生、こうやって教えるとわかってもらいやすいよ」なんて気づきをし、 先生の地位を脅かす子もちらほら。 「教える」 「伝える」ことで、自分の理解が深まり、また新たな発見ができるのです。 ブログランキングに参加しています。 毎度、ぽちっと、ありがとうございます^^ メンタルサポートオレンジ物語 ご意見・ご感想・お問い合わせはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月15日 23時26分18秒
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