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医療保険のからくり

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2008/11/14
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カテゴリ:カテゴリ未分類






医療保険で入院保障してもらうための日数を決めるとき
参考にされるのは

●現在の入院の現状だと思います。
その中で良く言われることは
入院日数は短期化していることです。
それを証明しているのが平均在院日数だと判断されているようです。


そんな中で私は常に申し上げているのは
入院保障は長期入院に対応できる保障内容になっている保険です。
すなわち1入院の日数が730日、1000日などの保険で
かつ通算保障日数も同数の保険です。



その根拠は
入院日数が短期化しているという言葉だけで判断していないことです。
そして、保険に加入する意味をしっかり理解しているからです。

保険とは
少ない負担で大きな保障です。
負担額は保障の代わりになる額よりも多くならないこと。


加入の最低条件
健康であること。公平性が原則だからです。


医療保険が必要な入院とは
急な出費と収入の不安から家計に影響を及ぼすと思われる
高額医療費を補うことです。



高額医療費負担になる入院とは
治療行為が高額で保険が適用されない入院(これを保険で補うのは困難です)
治療期間が長期になり医療費負担の累計が高額になる入院です。


ところが
入院日数が短期化していること
平均在院日数のデータは40日を切っていることなどの理由から
入院したときに保障する1入院の日数が短期保障型(60日、120日)
を選ぶのは、保険加入の趣旨に外れてしまうということから
保険は不要と判断しなければなりません。



ところが
保険を売りたい人と保障をしてもらうことばかりを主体に考えている方の
利害が働き、短期入院保障型の保険を勧める、選ぶといったことになっていると
思われます。


そうなる原因に挙げられるのは
入院日数が短期化しているという判断だけで
その入院は全てが完治した入院で次の再入院や転院している患者がいるかもと
調べられる方がいないからだと思われます。

考えが単純すぎると思われます。


平成17年度、厚労省 患者調査を調べますと
入院患者の退院後の行き先と入院前の場所という資料があります。
その中で治癒して退院されている方の割合は僅か7.1%です。
軽快が69.1%、不変7.3%、悪化0.7%、死亡4.9%、その他10.9%

この資料から、不変、悪化、その他、そして軽快の一部の方は
転院や再入院をしていると思われます。


保険が必要な入院とは
このような状態になったときです。

何故なら、このような入院になると
一般的にはすべての入院を合計して1入院とみなされる条件があるからです。


大部分の入院は短期入院だから
保障も短期で良いと思われるのは
入院されている方の状況や
保険の保障条件を理解されていない方になります。



ここで少し愚痴を言いたいのですが
保険のプロが、、FPが、、、というタイトルで
保険を勧められている方々も
このようなことを言っている方が少なくないということです。


これは保険の教育内容やFPの教育内容にも
問題があるのではないかと想像しています。

プロを自称する、FP資格を強調する以上
間違った案内は問題です。





保険に加入する趣旨と
保険が必要な入院の意味と
保険料を負担する価値を
すべて充たすことができるのは
現状の保険からは
長期入院保障型の保険に限られるのです。












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最終更新日  2008/11/14 11:21:30 AM
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