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今日夜7時半頃、私が外出している間にハリーが私の部屋に入り込み、机の上に出して置いた食べかけのチョコレートを引っ張り出して食べてしまった!家にいたかみさんが気付くと、部屋が荒らされた後があり、からのチョコレートの袋も落ちていたそうだ。机の上にハリーが乗っていたため、チョコを食べた犯人が誰だかすぐ分かったそうだ。
チョコレートのカカオマスやある成分が犬にとっては劇薬のような働きがあり、すぐ吐かせないと中毒を起こして死んでしまうそうだ。食後1時間以上経ってから帰宅した私は、すぐさまハリーを連れて車で救急の獣医へ行き、「急患」扱いで診てもらった。 まず濃い塩水と吐き気を催す薬を飲まされた。次いで点滴(皮下注射)と胃腸の働きを抑える薬の注射を打ってもらった。注射をされている間、ハリーは痛がったり、悲しそうに鳴いたり、最後は暴れて逃げようとしたが、私がしっかり抑えて逃がさなかった。獣医も手慣れたもので、てきぱきと処置をするのだが、衛生面や動作の荒っぽさが気になった。犬は痛みに案外強いけれど注射の仕方がいかにも「グサッ!」という表現そのものなので、ちょっとハリーが可哀相だった。 帰宅後、吐くかどうかみていたが、なかなか吐かないし、気持ち悪さや不快感が見られず、歯ぐきも色が変わらず(白くなってくると胃で出血している証拠)しまいにはソファの上で毛布にくるまってしまった。症状が変わらないのはどうしてだろう? ネットで調べた所、カカオマスの多い「純チョコ」は危険だが、ピーナッツの入ったミルクブロックチョコなので、正式には「準チョコレート菓子」となるそうだ。従って食べたであろう個数が正しければ、毒物は致死量には遙かに届かないことが分かった。恐らくこれ以上酷い状態にはならなさそうな気がする。もしかすると卑しいハリーは毒でもあるチョコレートですら食べて栄養にしちゃうのではないかと思われる。とんでも無く意地汚い犬だ(笑) 今夜はちょっと落ち着かないが、万が一夜中に状況が急変したらまた救急病院へ連れて行かなければならない。その時は明日のフロストバイトは参加出来ず、ハリーの看病に明け暮れるかもしれない。まさかとは思うが、今夜はハリーと一緒に寝よう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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