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カテゴリ:マラソン
速報でも報告したとおり、野辺山100kmは13時間27分(公式記録は未定)で完走した。これで通算2勝3敗。(2完走、3未完走)
【10km毎のラップ】 10km 1:09:34 / 20km 1:18:06 / 2:27:41 30km 1:09:45 / 3:37:27 40km 1:16:23 / 4:53:40 50km 1:14:26 / 6:08:17 60km 1:41:16 / 7:49:33 70km 1:36:02 / 9:25:35 80km 1:39:24 / 11:05:00 90km 1:07:48 / 12:12:49 goal 1:14:14 / 13:27:04 前半50km 6:08 後半50km 7:18 【天候】 朝の気温は7℃。曇りのち晴れの予報。大会本部の発表では、過去最も良いコンディションではないか?との事だった。最初は霧に包まれたり、曇ったりしたが、稲子湯付近から晴れだし、そのまま暑い陽差しをもろに受けるようになった。夕方からは北風が吹き始め、一気に寒くなり始めた。1日の気候が目まぐるしく変化するので、これに対応するのも大事。 【服装】 スタート時はさほど寒くなかったので、上は半袖バイクジャージにアームカバー、軍手を。 下はバイクパンツの上にCWX。帽子はウルトラ用の日よけシート付き。ペース確認のために腕にはガーミンのGPS。足回りは序盤のトレイルコースに備えてトレイルシューズを履き、42km地点でランシューズに履き替えた。 87km地点からは、日が暮れて一気に寒くなるのを予想し、防寒とゴール時のウケ狙いで、おさるの着ぐるみを更に上に着込んだ。 【下痢】 前夜から恐らく精神的でかつ食べ過ぎから来る下痢に見舞われ、当日朝も見事に下痢をした。以下下痢の記録。 46km 稲子湯下トイレ 58km 北相木村役場トイレ 60km 60km地点計測トイレ 68km 南相木村役場トイレ 79km 馬越峠トイレ 【スタート~八峰の湯まで】 序盤はゆっくり、6:30/km前後を目指し、登りもゆっくりだが走り続けた。各エイドではスポンサーだったWGHproを中心に頂いた。昨年の悪夢がよぎった25km地点は、今回は無事に通過、そのままペースを守りながら稲子湯へと走った。下りは飛ばしすぎないようにガーミンのペースを参考に、最速でも5分台後半に抑えた。稲子湯ではおしるこを2杯、水分補給も忘れなかった。またこの頃からお腹の調子が悪くなってきた。稲子湯の裏の急坂を速歩で登ると後は下り基調。小海リエックスを過ぎると左手に開けた施設が見え、そこが42kmのポイント。 【八峰の湯~小海50km地点】 トレイルシューズをラン用に履き替え、ゼリーなどを流し込んでスタート。 松原湖を下った所でトイレ休憩。ガスと水のような下痢。痛みはないので平気だ。脱水症状にならないよう、意識して水分や梅干しや塩なども積極的に摂る。休憩時間が増えてきたせいか、50km地点到着は6時間を超えてしまった。エイドで手打ちそばやみそ汁、その他あるものをいろいろと頂く。頭に水を掛けたが、冷たくて気持ちよかった。 【小海50km地点~滝見の湯71km地点】 小海はコースの中で最も標高の低い場所で、これから徐々に高度を上げてゆく。北相木村役場への往復コースは折り返してくる選手とすれ違える唯一の場所。知り合いとの差を確認することも出来るので便利だが、精神的なダメージも大きい。上り基調をゆっくりだが走った。58kmの折返し点でまたトイレ休憩。おにぎりを頂く。60km地点でもまたトイレ。68km地点の南相木村役場でもまた下痢!役場内の洋式トイレではシャワー付きのため、爛れてきた肛門が温水で綺麗になったが、ヒリヒリしてきて気持ち悪くなってきた。(涙)さすがにその先の急な登りでは速歩に切り替えたが、70km地点は頑張って走って通過出来た。71km地点ではそばを頂き、水分を摂ってスタート。 【滝見の湯~馬越峠~川上村多目的センターまで】 73km地点のエイド横の自販機でコーラのペットボトルを購入。2年前にコーラで馬越峠を越えたことにあやかり、ガス抜きにして飲みながら登りを速歩で進む。ペースはキロ10分程度。片っ端から歩いている選手を交わしてゆく。馬越峠でまたトイレ休憩。結構さっぱりしたので、下りは気持ちよく走れそうだったが、ここでも無理せずペースはキロ5分半程度。千曲川のほとりに合流した所から徐々に走り始めた。 【おサルに変身!】 少しドキドキしながらおサルに変身。着替えをしにやって来た女性から「あら、かわいい!」と褒められ?勇気を出してエイドに行って、おにぎりを頂いたりして最後の補給。またサルにはバナナなので切っていないバナナを一本頂き、それを持って走る事にした。時間はまだ17時にもなっておらず、このまま順調に走れば完走は出来ると確信した。 【最後の13km】 これまでガーミンでペースを確認しながら抑えめに走ってきたが、この辺りからエンジン全開。川上町の平坦路では沿道の子供達の人気者になりながら快調に走る。野辺山方面へ上り坂に入った所でやや速歩にはなったが、その後はだらだら坂を走りながら、歩いている選手をごぼう抜き。「なんであんなに力が余ってるんだ?」と揶揄されたりもしたが、これは私の作戦。着ぐるみで遅ければなんの意味もないので、ここは頑張るしかない。上半身はだかの選手にエイドで抜かれた他は誰にも抜かれることなく、多くのランナーをごぼう抜きにした。ちなみにMY☆STARの選手も抜いてしまった!そして18時半前にはゴール!サルらしくおどけて見せる余裕もあった。2年前の初完走の時は制限時間ギリギリの涙のゴールだったが、今回は涙は見せたくなかったので、仮装してゴールを狙ったしだい。恐らく着ぐるみでゴールした人は他にいただろうか? 【課題】 私の課題は睡眠不足と下痢。いつも大会前日は興奮して寝付けないことが多かったが、今回は睡眠誘発剤のお陰で4時間ほど寝ることが出来た。ただ下痢に関しては整腸剤を飲んだりしても効き目は弱く、スタート前から下腹部はゴロゴロしていた。ウルトラを走るにはやはり胃腸も丈夫でないとだめだ。 【おまけ】 レース中、レース後と沢山の仲間に出会うことが出来た。お陰で100kmの道のりも寂しくなく、色んなところで励まされたり、励ましたり、楽しい一日だった。 レース後は一緒に行ったくりさん、塩爺さんらと「たかねの湯」へ行き、汗を流した。広々として気持ちが良かったが、帰りの時間が気になってのんびり出来なかった。夕食は中央道双葉SAでほうとうを食べ、21:00にスタート、府中駅まで90分で辿り着いた。 【筋肉痛は?】 24時間たった今、筋肉痛はそれほど出ておらず、もしかすると明日以降にやって来るのかもしれない。帰りの永田町の階段ではダッシュしようとしたが、前に階段を歩いている人が沢山いたので断念。帰宅後にハリーの散歩兼ダッシュをと考えていたが、雨が降ってきて断念。 もし筋肉痛がこれ以上来なかったら、きっとそれは奥武蔵や奥多摩でこそ練した成果かもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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