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もう、ただただ、驚くばかり・・・
NHKの番組で取り上げられていて、今、それを観ながらブログを書いています。 いじめ探偵・・・ これは、いじめを受けている子供が ●本当にいじめを受けているのか・・・ ●どのような内容のいじめを受けているのか・・・ を第3者に知らしめるための証拠集めをする探偵さんの事なのだそうです。 いじめられている子供に布製の筆箱を持たせ その外側の布と内側の布の間に映像と音声が鮮明に撮れる隠しカメラを設置し やられている証拠集めをするのだそうです。 やっている子がはっきりわかるように、やられたら ”誰にやられているかの名前を言いながらやられる事!” ”どこに何をされているかを声に出す事”を その探偵さんはやられている子に指導するのだそうです。 はぁ~もう、観ていて疲れちゃいました・・・ そんな状態なの???この国は、今・・・ そして、もっと驚く事に、あるお母様からのFAXに ”学校は、殺すか、殺されるか、の戦場なんです!”という言葉があって絶句しました。 戦場????????? まぁ、息子の言葉に”やっている子はいつも、やってない!としか言わないんだよ!” 確かに・・・先生も四六時中子供を見張ってるわけには行きませんからね・・・ 居ない時にやるわけですよね・・・やられた子の体の変な部分にあざでも出来ない限り やった事は証明されにくい・・・ですよね。 だから、証拠をとる事が問題を認識させる第一段階として必要になってくる・・・ これ、すごくよくわかります。 多分、この探偵を頼む・・・というのは、本当に遺書を書き始めてしまっているとか 何度学校側にかけあっても、全く動いてくれない深刻な場合とかなのでしょうね。 うちの場合は、すぐに先生がいろいろと手を打ってくださったおかげで 息子は、いままでと同じ明るさを取り戻して、元気に学校へ行ってます。 そして、最近はそのやられている子との仲も良くなってきていて 以前と同じように楽しく遊べるようになってきているようで、ホッとしているのですが そんな中、息子から衝撃発言が・・・ なんと、そのいじめていた子、サッカーのプロジュニア・クラブで ”ゴキブリ扱い”されているのだと・・・息子に打ち明けてきたのだそうです。 クラブの仲間達からそんな事を言われて、辛かったのでしょうね・・・ 学校では天下ですから、学校でその気持ちを吐き出していたのかもしれません。 技術優先のスポーツクラブなんでしょうね・・・ プロのジュニアですからね・・・ まぁ、勝ち負けの世界が厳しいのは分かりますけど・・・ そんな中でも、技術以外に教える事ってあるよなぁ~ その後、その彼は学校でも落ち着いてきているようで 彼の中の問題も解決されているのかもしれませんね。 されていると良いな。 最近”きみの友だち”という重松清さんの本を読みました。 そこには、中学生のいじめが鮮明に描かれていて もし本当にそんな世界が繰り広げられているのならば 学校=戦争 って公式は成り立ってしまうのかも・・・ なんて感じました。 ただ、重松さんのこの作品は読み手に爽快感を与えてくれる作品でした。 もう、ぐずぐずで救いようがない学校の中のいじめも そこをさらっとすり抜けてたくましく生きていく子供達の姿が描かれています。 こういうの、本当に救われます。 なんでこんなにおかしな事になってしまっているのでしょうね・・・ 学校が・・・ なんとなく感じているのは、日本という国がグラグラと不安定な状態で 大人がその国に対して不信感を抱いていて、ストレスだらけの生活が続いて 穏やかさが欠ける日々を過ごし、そのしわ寄せが子供に向かっているのかな・・・と。 家庭という場が子供が安らげる場でなくなっているのかもしれないです。 そうならないように、私も日々自分に言い聞かせています。 まぁ、それでもガツン!と言ってしまう事はありますが・・・ まぁ、ネチネチしないように、サラッと!終わらせるようにしています。 子供が本当にリラックスできて、安らげる場・・・ 簡単なようで、案外難しいのかも。 とにかく”いじめ探偵”なんて仕事が世の中からなくなる日が早くきますように・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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