社寺の設計が得意な設計事務所

以前、納骨堂を設計させてもらったお寺の住職から、本堂耐震改修のご相談を受けました。

「建設委員会の皆さんと事務所へ伺いますので、よろしく」片道３時間ほどの道のりです。

「私がお寺へ伺いましょうか」
「菅野さんの事務所も見てみたいんですよ」

そう言えば、一度も弊社の事務所にいらっしゃったことがありません。当日は住職を含め５名でおいでになりました。おひとり以外は、納骨堂の時お世話になった方ばかりです。

「納骨堂は評判が良くて・・・ありがとうございました」うれしいお言葉をいただきました。

「本堂の耐震性が心配でねえ。それと、お寺でお葬式ができるようにしたいんです。最近、セレモニーホールの葬儀が高くついて、檀家さんが困っているから」

「そうですか。じゃあ、先ずは耐震診断をしたほうがいいですね」

「お願いします」話はとんとん拍子に進みました。

「もし、お時間があれば、近くの実績をご覧になりますか」「是非」というわけで、一宮市の眞光寺様にご案内しました。


眞光寺様の本堂は土足利用、しかも葬式をすることを前提に考えられています。

「なるほどなあ。よく考えてある」皆さん感心しきりでした。
「うちはここまではできないけど・・・よろしくお願いします」

ちなみに・・・写真は、眞光寺様の位牌堂の外壁に描かれた壁画を見ているところです。

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