社寺の設計が得意な設計事務所

「市街化調整区域にあるお寺で、よく問題になるのが・・・
境内の広さと建築が可能な土地の広さが違うこと。

建築が可能な土地の広さは、市街化調整区域に指定された時に建物が建っていたか？建てられる状態だったか？で行政が判断しています。

しかし、当時の判断基準が曖昧だったにもかかわらず、今からの変更はとても難しい。

現在、大阪府で客殿の新築をお考えのお寺でも・・・
「境内の北端の空き地を建築可能な土地に追加できませんか？」と住職。

市役所で相談をしてみると・・・
「境内が3000㎡以上なので、幅9ｍ以上の公道に接していないと許可できません」
冷たく拒否されました。

「じゃあ、空き地を屋外広場として使えるような、開放的な客殿を設計してください」

まさに、逆転の発想！「了解しました」