名古屋市の高野山真言宗 興正寺で密厳堂・回廊新築、回廊の建て方が始まりました
名古屋市の高野山真言宗 興正寺で密厳堂・回廊を新築します。回廊の建て方工事が始まりました。回廊は総桧造りで、柱は外周部が21cm角、中庭側は18cm角です。柱のピッチは2520mm、その間に化粧垂木14本を配置します。日本建築では化粧垂木のピッチを一枝(いっし)と呼び、平面計画のモジュール(基本単位)にします。今回のモジュールは180mmということです。回廊も密厳堂と同様、土壁の粘りを耐震力に利用する伝統構法で設計しました。しかし、現在の建築基準法は剛構造を前提にしているため・・・特に、開放的な柔構造の回廊の設計には苦労しました。木材同士の仕口、継ぎ手も伝統的な細工です。大工たちが寸分の狂いなく組んでいく様子は、いつ見ても感心します。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160