先ほどの記事に書いた人と昨日交わした会話です。
ネットワーク機器AとBがあり、Bを通じてAにアクセスさせるという課題を彼に与えてありました。
うまくいかないという彼の状況を見て、私は度肝を抜かれました。
・・・ええ。
そして彼に問いかけました。
私:AとBって、直結されてるよね?
彼:「はい」
私:Aのインターフェイスのアドレスは?
彼:「172.16.0.1です」
私:Bのインターフェイスのアドレスは?
彼:「172.16.0.1です」
私:・・・有り得無くない?
彼:「でも、マニュアルにそう書いてありましたよ」
私:もっと有り得無くない?持ってきてみ?
彼:マニュアルを持ってきて見て、
「あああ、違ってる!」
彼はもうこの職場に来て10ヶ月にはなるサポートエンジニアです。
付け加えるなら、ネットワークの・・・・・。orz
IPアドレスが何か分からない方でも、
「例えば携帯の電話番号とか重複した物は有り得ない」
という感覚でご理解頂けるかと。
<メモ>
IPアドレスによる制限
ネットワークに接続されている機器はIPを利用する限り、必ずそのネットワークで一意のIPアドレスを持ちます。同一ネットワーク内で重複するIPアドレスは存在できません。