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カテゴリ:日記のようなもの
夏休みといえば宿題。宿題といえば読書感想文。読書感想文といえばコピペ?!
いやいやいや、もったいなさすぎです。 作文なんて、自由なんですから。 どんくらい自由でいいかというと、小市民伯爵さんくらいに。 ■【タウンページを読んで】 タウンページで読書感想文を書こうとした人は、おそらく人類史上誰もいなかっただろうくらいの快挙です。(たぶんほんとに) 最近は更新が止んで淋しい限りですが、彼の作文にはこんな傑作もあります。 ■【遅刻の反省文】 タウンページが怖いというなら、ライトノベルでもいいでしょう。『涼宮ハルヒ』シリーズから世界と人間の実在に切り込んでみるとか、『狼と香辛料』シリーズから貨幣経済と市場主義の限界について考察してみるのもポイントが高いでしょう。おそらく原稿用紙3枚半なんてあっというまです。 クラシックに攻めたいなら、太宰治の『人間失格』、武者小路実篤の『友情』辺りは国語教師への受けもよろしいでしょう。古典を下敷きにした"文学少女"シリーズも使いやすいかと。個人的にはトルストイの『クロイツェル・ソナタ』もお勧めです。(特に小学生) まぁ上級者向けとしては『ひぐらしのなく頃に』があったりするかも知れませんが、解答編の最後まで含めた8編まで読まないとわけがわからない部分が多いし、それを3枚半に収めるのも至難の業。 個人的には、映画とか漫画とかでもいいじゃんとか思わないでもないんですが、本に接する機会を作るというのも目的らしいので、絵本の『ぼくを探しに』『ビッグ・オーとの出会い』とかでも良い物は書けると思います。コピペするほどの文章の量が無いので、逆に生徒が自分自身の言葉で書かなくちゃいけなくなるし。 読書感想文と社会情勢リサーチと書く練習を兼ねさせるなら、夏休み中の新聞記事10本くらいを取り上げさせてその感想とかそこに書かれている言説や情報が正しいのかどうか調べさせるとかも"アリ"だと思います。html形式で文字数は問わない感じにすればいいかと。(例→■) その中に海外記事とかもアリにすれば、英語の学習にもなりますしね。発表メディアも日本語と英語の両方にするのも当然良いでしょう。竹島について書かせれば当然歴史や国際情勢の学習にもつながります。 というわけで、先生の方々も、いろいろ工夫の余地は残されてると思います。 生徒達と一緒にがんばってみて下さいね。(今年の夏休みはもう始まってしまってますが) <元ネタニュース> ・大学生から小学生まで 「ネットでコピペ病」蔓延 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.07.20 15:23:01
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