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去年の夏、主にVシネの役者上がりの「パスタ功次郎」氏の
映画制作に、ドキュメント及び、制作進行らしきものとして、 参加していたのだが、ようやく、零号が、完成したらしいので、 ひとまず、DVやDVDへの書き出しを手伝いに、 ビデオカメラをもって、いってきた。 そして、つながったものをみて、驚いた。 てっきり、きれいどころのOLによる今時の失恋物語だと、 思っていたのだが、実は、ゲロを実弾に置き換えた、 女の鉄砲玉、女の仁義なき戦い、 もしくは、女の情念によるホラーコメディ「呪音」に仕上がっていた。 ただただ、爽やかなものが出来上がるのかなと、 想定していた私は、随所の、テイストに、 「ちびまるこちゃん」や「しりあがり寿」的「毒」を、散見し、 いい意味で、裏切られた気持ちもあった。 書き出し後、「パスタ」氏のプロジェクターを備えた、 プチ映画館並みの視聴覚ルームで、 「浜崎あゆみ」のライブを見せてもらったのだが、 至近距離3Mに広がる、巨大な画面に、海沿いのドームを、 人で満タンにして、ド派手な演出で、歌い上げる姿を見て、 「アレキサンダー大王」の再臨かと、思ってしまった。 数万人の人間を一挙に沸かせる、 すさまじいパワーに、度肝を抜かれるとともに、 その沸き立つ群衆の威力にも、電撃を受けてしまった。 ともかく、「視聴覚ルーム」の整備された音響の重低音と、 横長に、鮮明に、広がる大画面によって、 受け手は、「映像」に蹂躙される感じなのだ。 「パスタ」氏の自宅へいくと、解説とともに、 さまざまな映画を見せてくれるのだが、 彼の、評価の基準は、どれだけ、 ド派手に、バカを貫いているかだけらしい。 彼は、ジョン・ウー監督、トムクルーズの「MIP2」の クライマックスで、ただただ、トムをかっこよく見せんがために、 銃撃中に、サングラスをかけさせてしまう「ノリ」に対して、 涙を流してしまうほどの、マニアックな男だったのだ。 新たな視点に、脱帽する想いだった。 しめは、「下妻物語」だったのだが、 土屋アンナのヤンキー姿は、やはり、圧巻だった。 やはり、これは、人を熱くさせる映画だ。 帰りの電車では、「下妻」効果で、身体が、ほてるのだった。 今度、借りてきて、また、見たいのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 26, 2005 02:56:19 AM
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