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NHKで見て、インパクトを受けた。
アメリカでは、教育のIT化が、 ここまで進んでいたのか、と驚く。 電子黒板で、100年まえの産業について、 教師が授業をしている。 その電子黒板は、ネットに接続していて、 1900年代初頭の、車の写真から、 今度は、動画へと飛ぶ。 子供たちも、ただの、文字や話しだけの、 授業とは違い、楽しそうに、参加している。 そこでの教師の役割は、教えることであるのと、 同時に、メディアやコンテンツに、関しての、 水先案内人、コーディネーター、編集者だった。 プリント代わりに、ノートパソコンが配られ、 クイズに、答えると、全員の回答が集約されて、 全員の答えが、電子黒板で、見れるようになる。 従来の舞台型空間と違い、 WEB型の、ネットワーク空間へと、 教室の軸がシフトしている。 従来は、答える生徒の数は、物理的に、 限定されていたが、その状況でなら、 一斉に、生徒全員の考え方、考え方の違いが、 わかる。 高校では、コピペが、問題になっていた。 「スパークノーツ(SPARKNOTES)」という学習あんちょこサイトに、 教材になるであろう、小説の要点、あらすじが、フル装備されているので、 宿題も、おちゃのこさいさいなのだ。 コピペ、盗用は、身に付かないので、 いけないことだ、となっていたが、 たとえ、コピペでも、その部分を取捨選択するだけで、 十分、編集になるので、別にいいのではないか、と思ったりもした。 たいてい、宿題なんてものは、 いやな場合は、教科書の虎の巻参考書から、丸写しするだけで、 そもそも、手書きする労力が無駄だった気もする。 教員の方も、教育カリキュラム、 授業内容の共有サイト「カリキ(Curriki)」 というものがり、国境を越えて、 TV電話で、お話ししていたりもする。 教師は、孤独だ、そうだ。 一日中、子供と接していて、 大人と接する機会が、 あまりないという。 そこで、新しい関係性を、 補完する代替物としても利用されているようだ。 そして、驚いたことに、先生を評価する基準に、 WEBに動画を貼り付けることができるか、 FLASHを操れるか、 デジタルでデザインができるか、などの、 項目があったことだ。 デジタルコミュニケーション能力は、 今や、教育業界にも、押し寄せている。 というか、海の向こうはそうなっているところもある。 日本は、まだまだ、そこまでいってないアナログ教育なんだろうけど、 海の向こうにあるものは、 そのうち、日本にも、伝わるのだろう。 そんな教育ドキュメントを見ながら、 コメントしていたのが、 ピーター・バラカン、斎藤孝、赤堀侃司の3人。 端末を使って、発言することで、 発言することに関しての、摩擦抵抗がなくなり、 自分や、他人の考えを深めたり、表現することに関して、 ストレスがなくなっていくので、 自信ももてるし、良いことだ。 だけど、リアルに、差し向かいで、 喋ること、その不自由さ、生の人間で、 向き合って、直接、話し合うべきことを、 話し合える、ある意味、身体的な強さも、 必要だ、という話になっていた。 なにはともあれ、 時代の軸は、 あたらしく、 シフトしはじめているようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 1, 2008 04:24:52 PM
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