パクリは、素敵だ。
冒頭、殺人を犯した体操着姿の女子高生が、
ハゲデブ自主映画監督にビデオカメラを回されながら、
無銭飲食を飛び越え、ファミレスをギャングする。
出だしは、パルプフィクションで行きたいんですよね。
フィクションとリアルの間には、深い溝がある。
もちろん、この映画も映画である時点で、フィクションだ。
しかし、フィクション内リアルは、
視聴者の頭の中の、リアル内リアルに、
地続きのリアリティを与え、
フィクションをリアルで生きようとする、
狂暴な力を噴出させている。
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Last updated
May 5, 2009 02:25:31 PM