mother-takagi今日の話

さあ、最終日の三日目。
この日は、寝坊するだろうという予測の元、９時頃にディズニーホテルの朝食を予約。
子の喜ぶ、ビフェ。そして、親の喜ぶ、ちょっと高級そうな雰囲気。

こーたんは疲れて、ぐっすり寝ていたのに、兄たちに叩き起こされ、朝からぐずぐず。
ビフェに着いた頃には、ぐずぐずのピーク。
しょうがないので、おんぶして散歩。
ぐずぐずが収まるまで、のんびり過ごす。

そして、美味しい朝食を食べ、こーたんもご機嫌が直り、さあ最終日！！
ディズニーシーにする？ランド？

「あああああああああああああああああ！！！！パスポートが無い！！！」

叫んだのは、すんちゃんだった。

どこを探してもない。

朝、「なくしちゃいけないから、ママが持ってるよ」
と言ったけど、ファストパスが取れないから、自分で持ってる！
というので、渡したのだ。
三日目だし、ディズニーランドに入れば、無くなっても大丈夫だから・・・。
と、おもったんだけど、こんなに早くなくすとは・・・。

まぁ、予想してたことだし、こういうこともあるし・・・。
探す。

探す。

探す。

無い。

無い。

無い。

すんちゃん、大騒ぎ、大暴れ！
絶対今日もディズニーシーへ行く！
パスポートが無くても行く！！
と、怒りまくる。
しかし、すでに、すんちゃんが持ってきたお年玉はパスポートを買えるほど残っていない（らしい）

ＫやＥちゃん妹と別れて、探すことにする。

今来た道を帰る。

道に落ちてるかな。　無い。

車に落ちているかな。　無い。

ホテルに落ちているかな。　無い。

ホテルの人にも聞いてみた。　無い。

あぁあ。もう帰ろうか。いっぱい遊んだし。
もうママは、パスポートを「買えない。」と宣言する。

無言でバス停に座ったすんちゃんが

「ああああああああああああああああ！！！！！」
「あれだよ。Ｅちゃんが持ってたバスの運転手さんに渡したんだ。パスポート！！！！」

「？？？？？？？？？？？？？？？？？？」

興奮したすんちゃんが、叫んだ。
ママはさっぱりわからない。
すんちゃん、説明する。

「朝、バス停で遊んでいた時に、Ｅちゃんがパスポートを拾ったんだよ。で、バスの運転手さんに渡したの。これ、落ちてましたって。」
「でも、すんちゃんはそのバスに乗れなくて（満員で乗れなかった）次のバスで行ったの。」
「だから、きっとあのパスポートがすんちゃんのだったんだ！！」

それで、バス停に居たスタッフの人に連絡をとってもらって、バスを探してもらう。

第一報は、無い。

あぁあ。でも、あのバスの運転手さんが絶対持ってる！とすんちゃんは言う。

朝、バス停でバスの時間を確認して乗っているので、バスも特定できる。

そして、粘っていたら、後ろから来たバスの運転手さんが

「あったそうです。」って。

やった～～～～～～～～～！！！

しかし。

３人とも、落ちているパスポートがあったのを見た時に、
自分のパスポートが落ちたんじゃないかと「思わない」ところが凄いよな。（＾＾；

まあ、そんなわけで
無事、パスポートを手にしたすんちゃんは、意気揚々とディズニーシーに向かった。

その日の集合時間は二時に地球の前。

こーたんは、すでに乗り物に乗る気も無く、結局乗ったのは、

「メリーゴーランドの椅子」

そう、メリーゴーランドの「馬」は怖くて乗れなかったのだ。
メリーゴーランドには、椅子のようなのがあって、馬みたいに上下に動かないんだけど・・・。

こーたんは、これで満足だった。

さすがに、日曜日は、若干混み合っていて乗り物にも並ばないと乗れなかったみたい。
１時間くらい待って乗った乗り物もあったようだ。
親と一緒だと、１時間待ちなんて、・・・。
でも、二人はたぶん楽しかったのだろう。
特に不平不満を言うわけでもなく楽しそうにやってきた。

２時に集合したみんなは、大満足していた。
すんちゃんの腰には、サーベルが刺さっていた。
パレードが見られなかったのが、ちょっと残念だったみたい。

Ｋ「○○ねえちゃん（私のこと）、Ｋ、また来たい！」
すん「すんちゃん、またディズニーランドに行きたい！」

１０歳記念の、楽しいディズニーリゾートの旅だった。

こーたんは、帰ってからディズニーリゾートの本を見ながら
「これも乗りたかった、これも食べたかった、これが欲しかった」と、話をする。

１０歳記念に、奮発して行ったディズニーリゾート旅行から
すでに、一ヶ月を過ぎた今日この頃。
すんちゃんは、なんだか脱皮した感じ。


・・・その話は、また追々・・・。

おしまい。