「新しい算数 2 上」~脱ゆとり教育(@_@;)~
ちびの学校では、2年になり、宿題が毎日出るようになった。それも、親が横について解説しないとわからないような宿題が…(@_@;)確かに学習の習慣づけと言う名目で、にーちゃん(大3)も娘(中2)も2年生くらいから、毎日宿題が出ていたように思う。しかし、低学年のうちは、ひとりですらすら、できた!っていう、自信がつくような宿題だった。ちびに出ている宿題がどんなものかというと、算数の単元2の「時こくと時間」で、まだ、時という漢字を習ってもいないのに、時計も時間も漢字で書かれている算数のプリントに時計が描かれていて、長い針と短い針が数字を指している。何時ですか?という問いなら、いいのだが、その時間の1時間前は?とか、20分後は?とかまで答えなければならない。ちびを見ていてわかったのだが、子どもって、前に進むのが未来のことで、後戻りするのが過去のことと認識している。だから、1時間前は?って聞かれると、先のことだと思って、1時間後の時間を答えるのだ。3~4年生になって、客観的な認識ができるようになると、なんてことのないことなんだろうけれども、1時間前は、むかしのことだから後ろのこと??なんて言いながら、問題に向かっているちびを見ていたら、子どもの発達にそぐわないこの新しい教科書をつくったのは、誰だって、教科書裏の著作関係者の名前を見ちゃったよ。もちろん、知らない人ばかりだったけどね(^^ゞ前倒しに勉強するようにして、ほんとに、社会が良くなるんだろうか?世界との競争に負けないためにとか言ってるけど、その前にちゃんと、子どもたちは育てるのだろうか?低学年のうちから、親が勉強を見てあげなくてはならないような教育をしだしたら、子どもの面倒をあまり見ない家庭の子は、どうなっちゃうんだろう…まぁ、私は、自分の子どもたちとその周りにいる子どもたちが、大人になれるように手助けしていくことくらいしかできないけどね(^^ゞ