カテゴリ:幸福論
【前回までのあらすじ】
「ことばの魔法」とは、 つまるところ「発想の転換」だった! でも、そんなんにカンタンに 発想の転換なんてできない・・・? いやいや「あること」を上手く使えば、 3秒で発想を転換することができるんです。 その方法とは? ======================== 「ピンとくる」という表現がありますが、 何かがひらめいたときというのは、 まさにそんな表現がピッタリです。 「もきゅ!」と言いながら 豆電球がつく感じですね。 それは、頭の中に「答え」が浮かんだ瞬間なんです。 「そうだ、こうすればいい」という確信めいたもの、 これは自分の中から生まれた解答なんです。 では、発想を転換するにはどうすればいいのか? それには「質問」が大事なんです。 なぜかといえば「ひらめき」は「答え」だからです。 よい質問から、よい答えが生まれます。 質問の仕方で、その人の脳内が見えます。 たとえば「嫌なこと」が起きたときに、 「なぜ、私には嫌なことばかり起こるの?」 という質問をしたとします。 そうすると、考えれば考えるほど、 「私に嫌なことが起こる理由」が出てきます。 すると、「嫌なことばかり起こる私」という 存在が肯定されてしまうのですね。 そうなったらまた「嫌なこと」が起きます。 けれども「嫌なこと」が起きたときに、 「私はこの経験から何を学ぶことができるのだろう?」 という問いかけをすると、 潜在意識は、その答えを必死に探し始めます。 そして、たとえば 「人に優しくしたり、人を愛するということを学ぶために、 この経験は用意されていたのだ」とかなんとか 答えが出てきます。 そんな答えを得ることができたら気分はルンルンですよね。 「嫌なことがあったけど、良かった。ありがたい」 と思えるようになるはずです。 それはどんな出来事にでも使えるんです。 「このつらいことのなかで、どんな気づきを得られるだろう?」 「この経験を乗り越えたら、どんな能力がアップするだろう?」 「この出来事は、いったいどんな成長のために用意されているのだろう?」 このあたりのフレーズはいつでもどこでも使えます。 それで、これを口グセにしてしまうんですね。 つまり無意識に叩き込むんです。 カラダで覚えるんです。 そうしたら幸せにならないほうがおかしいですよ。 上記の質問をしたら、 かならず「よい答え」が出てくるように設定されているんです。 そういう「仕組み」になっているんです。 「最近イイコトがない」と嘆いているあなた。 自分を責める質問をしていませんか? 「なんで俺は仕事ができないんだろう?」 「どうしてぼくはモテないんだろう?」 「なんで私ばっかりヒドイ目に・・・」 「どうしたら復讐できるだろうか?」 「いかにしてアイツをつぶしてやろうか」 自分であろうと他人であろうと 「傷つける」ということをイメージすると、 どうしても自分が傷つきます。 イメージするのは自分ですから当たり前ですね。 誰かを傷つけようとする人は、 かならずと言っていいほど傷ついています。 それを癒す方法を知らない。 もしくは自分が傷ついていると気がついていないんですね。 それも全部、質問によってハッキリさせていくしかないんです。 あらためて言いますが、 「良い答え」を得るには、「良い質問」をすることです。 「悪い質問」はしないほうがいい。 良い質問と悪い質問の違いは分かりますか? それが分からないと、 どういう質問を自分に投げかけていいか分からないですよね。 明日は「良い質問と悪い質問を見分ける方法」を お伝えします。 乞うご期待!! <続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月03日 23時20分09秒
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