カテゴリ:詩・うた・ことば
こんにちは、尾関です。
今日の春日井はものすごい秋晴れ! もんのすごい、秋晴れです! さて、今日のテーマは「ことばの反対側を見る」です。 最近のぼくは、ことばというものを、 ちょっと疑って、ナナメに見ています。 たしかにことばには力がある。 ことばで人を傷つけることも、励ますこともできる。 だから、ことばは大切。 けれども、やっぱりことばはことばでしかない。 言葉それ自体は、たんなる記号なんです。 ぼくは「いい言葉」が好きで、 そういう名言とかが書いてある本をよく読みます。 ちょっとした名言マニアです。 しかし名言マニアほど、非力なものはない。 他人の名言をどれだけ口にしても、 それは自分のことばではないから、どこか響かない。 どことなく空虚なにおいがする。 ことばは、こころの反対側をあらわしていることがよくある。 死ぬことが怖い人ほど、 「いつ死んでもいい」と言う。 お金が欲しくてたまらない人ほど、 「人生の価値はお金じゃない」と言う。 カノジョが欲しくてたまらなくなると、 「今は、そういう時期じゃない」と言う。 マイナス思考の人ほど、 「もっとプラスに考えようよ」と言う。 もちろん、すべてがそうだというわけじゃない。 思ったことを素直に口に出せる人もいる。 しかし多くの人は、 自分のこころまでもあざむいてしまって、 まったく正反対のことを口走ったりする。 しかもまた、それがけっこう良いこと言ってたりするんですね。 有名な宮本武蔵の名言に、 「我、事において後悔せず」があるけれども、 それを 「武蔵は後悔ばかりしていたに違いない」と 分析していた人がいた(誰だったかな・・・)。 さもありなん、という話だ。 その意味で、ぼくは斎藤一人さんも 多くのコンプレックスを抱えていると見ている。 こんなことを言っちゃあ、 一人さんファンに怒られるかもしれないけれど、 完璧な人間なんていない。 それにコンプレックスを持っていようといまいと、 ぼくが一人さんファンであることは変わらない。 ただ、尊崇の対象を冷静に見たいのです。 カミサマ扱いするのは、ぼくの趣味ではありません。 まぁ、いわゆる「成功者」なんて、 ほとんどは元々コンプレックスの塊だと思うのです。 それを良い具合に社会に活かすことができたのが「成功者」。 これを見た「成功者」が、 「俺にはコンプレックスなんてない!」と怒ってきたら、 それがまさにコンプレックスということです。 なんか話がズレてきてしまいましたが、 ことばを裏側を読むことが大事なんじゃないかなーというお話です。 ぼくらはつい、「偉い人」のことばを鵜呑みにしてしまう部分があるからね。 「偉い人」はときに、 「ぼくは○○したから偉い人になれた。 きみは××だから偉くないんだ。こう変わりたまえ」 ということを言ったり、そういう本を書いたりする。 けれども、そのことばは単なるコンプレックスの裏返しだったりする。 だから、他人の話(お説教)は半分マジメに聞いて、 半分は右から左へすすーっと流すことが大事だな、 と思う今日この頃です。 ことばの裏側。 たまにのぞいてみるのはいかがでしょうか。 ========================= 春日井市高蔵寺の整体院「空」の公式HP 予約受付中! 0568-51-2354 詳細は↓こちら↓をクリック! ![]() 自然治癒力を120%引き出すブログ ![]() ![]() ![]() フォロー/友達申請大歓迎です!! ![]() ポチっと押していただけると、めちゃ嬉しいです!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月23日 12時45分55秒
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