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テーマ:エコライフの工夫♪(811)
カテゴリ:オゾン屋の日々
前回紹介した質問の検討内容に、質問者から便りがありました。
オゾンを日常使っている方々が陥っている状況とも思えますので、再度事例として紹介させて頂きます。 ■質問者の便り >質問に回答いただき、ありがとうございました。 >当方の器具殺菌庫はオゾン装置のメーカーはわかりませんし、取扱説明書もありません。 >毎日、殺菌されているものと思い使用しておりましたが、すごく危険な状況でした。 >ボールなど20枚も重なったまま、、、 >今後設置業者に相談し使用方法の見直しをしたいと思います。 >もう一つ、お願いします。 >オゾンがちゃんと発生しているかどうかは、どうやったら分かりますか? >発生器の定期点検はどのくらいで必要ですか? >どうも、1日1回定時にスイッチが入って消毒しているようなのですが。 >どうか、よろしくお願いします。 >(設置業者は、某有名厨房機器業者ですが、、、) こりゃ大変ですね! 今日にでも、設置業者と相談されることをお勧めします。 追加質問の「ちゃんと発生しているか」「定期点検の頻度」は、衛生管理の重要ポイントで、機器に依存するため取扱説明書に記載される事項です。 ■オゾン発生の検出について 室内の脱臭など住環境の環境改善に低濃度オゾンを使う場合には、「オゾンが発生しているか」は、オゾンには特有の臭いを人の臭覚で簡単に判断できます。 オゾンは、0.01~0.04PPM程度で、普通の人で特有のオゾン臭いを感じます。 日中の海辺や森林の中で、オゾンの臭いを感じることがあります。 自然の空気中に、普通に有るオゾンの臭いを感じているのです。 工場内に使われている8時間作業基準が0.1ppmですから、十分に余裕のあるオゾン濃度で、人は判定できる点が、安全に使えるオゾンの利点です。 オゾンの利点と欠点は、オゾン屋のサイトにも説明があります。 http://www.ms-forest.com/eco/ozon/index.htm#OZ2 ■今回の器具殺菌庫の場合は、 殺菌効果の高い高濃度オゾンを利用している場合があります。 人への影響のない場合、10ppm以上の高濃度オゾンを使う場合も多いのです。 人の臭覚を使わずに、別の検出方法が準備されていると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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