今日はパン教室があるので、朝道場へ行った。打ち起こして、大三に送るときに、小指が手首の方に入ってしまうのに気がついて、「よく注意されるのはこれか」と思ったのだが、どうすれば防げるのかもう一つ分からなかった。取りかけの時に、腕が平行に成りすぎているので、もっと外側へ開いて打ち起こしたほうが、大三への送りが楽だと言われて、なるほど、「円相」というのは、そのための腕の構えなのかと理解した。それで、言われたとおりに打ち起こすようにしたら、なるほど指先が揃ったままで、送れるのがわかった。これってかなり大事な気がする。ちょっと分かってきた気がする。
さて、パン教室は、「抹茶パン」。先生が用意してくれた生地には煎茶が入っていた。色がよく残るそうな。とてもソフトな生地で、成形は丸めだけなので、極簡単。最後に片手ブールで成形をしながら、大納言小豆の鹿の子を入れる。普通に焼くと色が消えてしまうので、天板で蓋をし長めに焼く。水を入れない蒸し焼き。それで、ふわふわのパンになった。
写真は生地を家に持ち帰って焼いた分。これは抹茶が入っている。袋に入っているのが教室で焼いた分で、左端のは、蒸しパン。家の分には、ちるちるさんからもらった黒豆が入っている。どっちもおいしかった。たくさんできるので、また作ってもいいかなと思う。
それから、ブドウ酵母がどうしてもうまくできない友だちの話をしたら、それはレーズンが原因だろうとの事。そういえば、オーガニックを使っているかどうかは確かめなかった。わたしも怪しい。冷蔵庫に入れると浮かんでいたレーズンが沈むのは、残留農薬のせいらしい。オーガニックを分けて貰ったので、どんなのができるか今から楽しみ。丁度今使っている酵母が終わりかけているので、作るのには良いタイミングだし。