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今日はパン教室で赤ワインに漬けたドライフルーツを入れて、赤ワインでこねた生地を白生地で包んだパンを焼いた。その後「世界おはなし村」の自主公演を見に行ってきた。亡き江口一久先生が育てた民博のボランティア活動という枠組みになっているらしい。一応メンバーなのだが、なにもしていないので、公演の時くらいは見に行かないと申し訳ない。
おはなしもみんな大分うまくなっていて、自分の言葉で語れるようになっていて、頼もしい。この点に関してだけは、教えてくれる人がいなくなってしまい、自分のスタイルを作らざるを得なくなったのが、良かったのかも知れない。 ただ、アフリカで生きたことのない日本人が、アフリカの昔話を語るというのは、どうなんだろうという気がしなくもない。勿論悪いことではないし、異文化理解の助けにはなるんだろうが、ほとんどアフリカ人だった江口先生が語るのとは違うもんなあ。でも、アフリカフリークの老若男女が、アフリカの人たちを助けようとか、アフリカの事をもって日本人に知ってもらおう、自分たちも知ろうとするのは凄いと思う。 コットディヴォワールの青年が、スケッチブックを抱えていて、絵を見せてくれた。子どもの頃から絵を習っていたという事で、デッサンは確かで、色を付けてもきれいだった。特に「アナンゼー」という蜘蛛の絵はキャラクターになりそう。オリジナリティがあって、面白かった。動物の絵は上手だけど、可愛いけど、その辺でよく見る気がした。 マリンバとジェンベの合奏に、歌もあり、楽しめる構成に成っていたと思う。普通のと違い、マリンバの底はひょうたん。短い同じ旋律が続くので、久石譲の「ミニマルミュージック」を思い出した。良く似た旋律もあり、久石さんアフリカの音楽からインスピレーションを得ているのかも知れない。ジェンベ(太鼓)だけだとリズムだけなので、わたしは辛い。この構成を考えたのは若い女性で、そういう人も育って居るんだなあと感心。 おなはし村も、単に続けているのではなく、活動を広げて行こうとしているようで、頼もしく感じた。 でも多分、みんなの気持ちの中には江口先生がいて、会場のどこかを彷徨いているような気分で公演をしたんじゃないかと思う。わたしも実際そんな気分だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月03日 00時17分54秒
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