864845 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

aaa

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

フリーページ

カテゴリ

お気に入りブログ

カレンダー

日記/記事の投稿

2006/01/21
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
小泉首相の言う大連立はあり得ないと言っているのに、自民党とどこが違うのか、とか、小泉さんと仲良し、などと、言われることの多い、民主党前原代表が、小泉首相の施政方針演説を、「自画自賛は聞くに堪えない」とこきおろしました(こちらを参照)。
「志士は溝壑に在るを忘れず」の精神でブログを書いている私でも、ちょっと、ここまでは言えない辛辣な言葉です。

小泉首相は、町工場の頑張りを小泉改革の成功例のように語っていました。
現実は、確かに大手銀行は資本注入もやってピカピカになりました。
しかし、ヒューザーのようにたくさんパーティー券を買っているところには何かよいことがあるのかも知れませんが、自転車操業の町工場にとって支援策になるようなことは、少なくとも私の耳には届いていません。
町工場は、自助努力しているのが実態(それで当然なのですけれど)ではないでしょうか?
前原代表は、町工場の努力と小泉改革とはまったく無縁だと言っています。

小泉首相の演説内容について、前原代表は、「『総花的』『具体性なし』『各省庁の作文の寄木細工』という印象が否めなかった」と、クソミソです。
神奈川の参院補選の応援に来たときに何度も前原代表の話を聞いていましたが、高齢者医療や障害者支援で政府のやっていることは弱者切り捨てでしかない、という批判ばかりで、自民党と組むなんていう話を聞いたことはありません。
私は、マスコミがどんなに囃し立てても、「大連立」の臭いは微塵も感じません。

しかし、上記について、読売も毎日も例によって一言も書きません。日経には少し書いてありますが。
読売も、毎日も、前原代表は小泉首相と仲良しというイメージを読者に植え付けるのに必死です。そうでないと、小泉政権から政治ネタをもらえなくなるんでしょうか?

ついでに、前原代表の言っていることについて触れておきましょう。

両院総会で、前原代表は、「自民党は、准公認扱いをした『ほりえもん』が大きな問題を起したからには、道義的責任は絶対に免れない。今の自民党の議席そのものが粉飾であったのではないか」と、広島6区の民主党候補を落選させてくれたホリエモンにも厳しいですね。
前原代表、「劇場型選挙をあおったライブドアの堀江社長の道義的責任などを国民の視点で執拗に追及する」とも言っています。
民主党を牽引する前原代表や枝野さんと、私とで、政治一般に対する考え方は近いのですが、劇場型選挙に関しては、ちょっと違うんだなあ。
私としては、民主党が政権交代を目指すなら、国民をあくまで信じると言いつつ選挙で大敗して、事後に小泉自民の劇場型選挙を批判するのではなく、民主党が劇場型選挙をプロデュースして国民の政治意識を高揚させる、というようにしてもらいたいのですけれどね。

前原代表は、バラバラの民主党内をまとめられるのか、というように、よくマスコミに書かれています。
ですが、両院総会で前原代表は、衆参両院の一致団結した行動を求めているので、もちろん、各議員さんごとに考えは異なるとは思いますが、民主党は、内部抗争をすることもなく、議決の場では一致結束した動きをとって頂けるものと確信しています。

連合が主催した院内集会で、前原代表は、支持団体と政党との関係について、しっかり議論し、立場の違いがあっても、ともに納得する結論を得ていくようにしたいと述べ、皆さんの代弁者として闘っていきたいと決意表明したそうです。
前原代表の言葉の中の、「立場の違いがあっても」というところが、民主党内はバラバラと書くマスコミの人にはどうしても理解できないらしい。
記事を書くのに、日本人は全部同じ顔をしていて、日本人の趣味は一つだけ、民主党の中では、国防に対する考え方も公務員人件費に対する考え方も一つだけ、一つの組織の中は完全に一色に染まっていなければならない、というのでないと、きっと不便なのでしょう。
ですが、「法律」とか「結論」は一つであっても、ものの考え方は十人十色です。
少なくとも、私は、生粋の日本人であって、また、民主党支持者であっても、日本の大多数に合わせることもしないし、民主党に迎合することもしません。
たまたま、現時点で、「立場の違いがあっても」と言ってくれる民主党の考え方が、私の考え方にフィットしているというだけのことです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006/01/21 10:12:32 AM



© Rakuten Group, Inc.