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毎年この時期にひくカゼが直った後から激しい咳に悩まされるのですが、この２年くらい、フルタイドという薬を使うようになってから、幾分緩和されてきました。
ヘパリーゼという肝臓分解物を配合した栄養剤も効果があるような気がしています。
咳のアレルゲンも昨年あらゆる物質で調べてもらいましたが、花粉症関係、黒カビ、すべて陰性、高いお金を払って精密検査を受け気管支の専門医に診てもらいましたが、どこも悪くない、ということで、いったいこの激しい咳はどこから出てくるんだ！と思います。

私の場合、ひどくはありませんがアトピーもちだし、皮膚、粘膜が弱く、子どもの頃は口内炎や指先のささくれに悩まされ、唇も荒れやすいし、胃腸が弱く、カゼもすぐにひいてなかなか直らず、しかも一冬に何回もカゼをひく、ということで、一年中咳をしている、と人に言われることがありました。
自分で受ける感じでは、自然に鼻水が出てきて涙目になると同時に、気管支の中に水のようなものがしみ出してきて、これをはき出そうとして咳が出る感じです。
悲しい映画を見ると自然に涙が出てくるという感じなのですが、精神的なものなのか、何に反応してそうなるのかがわかりません。

風評だと言われるかも知れませんが、今、疑っているのが石油ファン・ヒーターで、ここから出るススが悪いのか、微妙に一酸化炭素が出るのか、酸素不足なのか、と、思っていますが、部屋の中に洗濯物を干したり、水を入れた容器を置いておくと、咳が軽くなるので、乾燥が悪いのかも知れません。

石油ファン・ヒーターも一時は電気量販店にところ狭しと並べられていましたが、最近はやや影が薄いようで、死亡事故の責任を問われるメーカーも出てきて、とうとう大手電機メーカーはすべて石油ファン・ヒーターから撤退してしまったのだそうです(こちらを参照)。
原油高とは言っても、灯油を18リットル月３回も買えば充分なので、せいぜい4000円、これを電気でやると、月に１万円から２万円くらい電気代が増えてしまいます。
事務室が広いので電気ではぜんぜん暖かくないし、パソコン４台の電源が入っているので、ブレーカーが落ちるのも困るし、結局、石油になってしまいます。

でも、大手電機メーカーがすべて石油ファン・ヒーターから撤退、ということになってしまうと、冬の暖房は電気でやれ、という風潮になるんでしょうか？
灯油が売れなくなって、ガソリン・スタンドで売ってくれなくなる、ということになると困りますね。
石油ファン・ヒーターは健康にも悪いし、一酸化炭素中毒の補償をメーカーは責任持って行え、などと言うと、作ってくれるところがなくなってしまうのかも知れません。
そう言えば、先日の、Winny開発者有罪判決を思い出します。

私が思うに、２審でWinny開発者無罪になれば別ですが、有罪となる危険を冒してまで、一般に使うインターネット関連のソフトを開発して売りに出そうという人は、日本ではいなくなるでしょう。
韓国・台湾では同種の裁判で無罪判決が出ている、というニュースもあったので、インターネット関連で、著作権法違反行為を行い得るソフトは、韓国・台湾で作成されたものが韓国や台湾のサイトからダウンロードされて日本国内で普及することになるのでしょう。
今や日本国内では、ライブドアに続いて、言われなき激しい楽天バッシング、ＩＴ技術は、どんどん韓国・台湾に流れてしまうでしょうね。
国内の著作権擁護者に配慮して、Winnyには違法行為に使うな、という注意書きがついていたそうですが、著作権法違反者が出てきてしまうということで、有罪判決を食らってしまいました。
しかし、どんどん他者が著作権をもつような映像・音楽データをネット上に垂れ流してしまうソフトであっても、外国サイトから流れてくるのでは、国内法規で取り締まることができません。

ネット上を流れるパケットは川の水のようなもので、どこの誰が流したものなのかはわかりません、違法ソフトも使うだけなら、インターネットの匿名性に隠れてしまいます。
外国からWinny同様のソフトが流れてくれば、Winny有罪判決と裏腹に、違法行為を行うな、と主張する国産ソフトは無実で有罪、著作権法違反者と違法行為を推進するソフトが有実で無罪、となって、結局、日本国内の著作権は無法状態に置かれることになるような気がします。
サンデー・プロジェクトのホリエモンの映像を流していたYouTubeは、日本からの著作権法違反行為が横行するので日本からのユーザー登録を拒否してしまったそうです。
悪い人は悪くない、悪くない人が悪い、ということをやる日本は、海外からは相手にされなくなる、ということでしょう。

石油ファン・ヒーターでも、ユーザーがどう使うかによっては責任を負いきれない場合があるのだろうと思います。
パロマの湯沸かし器では、安全装置のヒューズを普通の針金に取り替えて使っていた人が一酸化炭素中毒で命を落とし、メーカーの責任が問われています。

でも、貧乏人としては、石油ストーブがなくなるのは困るんだなあ。

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