ロジクール(Logicool) X-140 エージングで本領発揮の重低音が楽しめる低価格で高音質の薄型 PC スピーカー (レビュー 4 回目)
前の記事の続き(3度目(^_^;))です。 中音域も高音域も、最初とは見違えるほどクリアになり、今ではお気に入りの PC スピーカーとなりました。 Logicool X-140 は、個体差はあると思いますが、ちょっと使っただけでは、本来の実力を発揮できないタイプのようです。 低価格ですし、薄型で省スペース、オンボードのオーディオで気軽に音楽を楽しむといった使い方にぴったりなのですが、ちょっとコツがいるようですね。 ただし、いくら良い音とは言っても、所詮は、3,000 円程度のアクティブスピーカーです。 ある程度は音にこだわる、ということでしたら、最初から 1 万円以上のアクティブ・スピーカーを買うことをおすすめします。 その方が、お金も時間も無駄にしなくて済むはずです。 また、私の場合は大音量エージングでうまくいきましたが、個体差もあります。 必ず良くなると言うものではありません。 このへんは、すべて自己責任の範囲ということを念頭に置いておいてください。 音が悪いとか、初期不良だと感じられる場合に、大音量エージングを試してみるのもいいと思いますが、うまくいかない場合には、早めに買ったショップに連絡した方が安心です。 それから、大音量エージングは、時間と場所をよく考えて実行しないと、どこかの騒音おばさんのように、逮捕されるかもしれません。これも自己責任ですね。 くれぐれもご注意ください。 ということで、4 回に渡ったレビューですが、樹脂製のスピーカーであっても、機種によってはエージングが有効なのだと、あらためてわかりました。 これまでは、スピーカーのエージングというと、本格的な木製のエンクロージャーの場合だけかと思っていました。 いろいろと勉強になった Logicool X-140 の顛末記でした。 パソコンのオンボード・オーディオで、気軽に低音の効いたちょっといい音を楽しむという用途でしたら、おすすめの PC スピーカーだと思います。 薄型・省スペースという点も、日本の住宅事情から考えて、高く評価できます。 さらに、ポータブルオーディオプレーヤーに入っている音楽を簡単に楽しめる点も、ポイント高いです。 Logicool X-140 (価格順)