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ラスタ・パスタのレレ日記

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2004年10月30日
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イーグルス、Farewell 1 ツアー

8年ぶりにやってきた、イーグルス。しかも95年のアコースティック・ライブと違って、エレキの大迫力ステージ。

来日メンバーは、

ドン・ヘンリー(ボーカル、ドラムス、パーカッション、ギター
グレン・フライ(ボーカル、ギター、エレクトリック・ピアノ)
ジョー・ウォルシュ(ボーカル、ギター)
ティモシー・B・シュミット(ボーカル、ベース)


そして、ツアー・バンド
ギター、キーボード、ドラムス、ホーンセクション4名(うちひとりはバイオリンも)

ドン・ヘンリーとグレン・フライのふたりは、オリジナル・メンバー。
ふたりとも、リード・ボーカルがとれて、特に、ドン・ヘンリーのしわがれて哀愁のある声は有名。あの声に惚れちゃったひとも多いはず。

ジョー・ウォルシュ(g)は、前メンバーのバニー・リードンの脱退と交代で、1975年に加入、1976年のウェストコースト・ロックどころか、ロック全体の歴史の中でも金字塔に数えられる名盤「ホテル・カリフォルニア」は、彼の加入なくしては出来なかったかもしれない。

おなじく、ティモシー・B・シュミット(b)は、前メンバーランディ・マイズナーの脱退後、1977年に加入、1979年「The Long Run」を完成。
スタジオ盤としては事実上の最後。

よく1980年の「ライブ」発売後、活動停止を発表。

ところが、1994年、グレンフライの
「We’ve just taken 14-year-vacation(ぼくたちは、ちょっと14年間だけ休暇をとっていたんだ)というMCで有名な、アコースティック・ライブ盤(プラス新曲)「Hell Freezes Over」で復活。

1995年にアコースティック・ライブ形式のコンサートで来日。
また、この来日コンサートまでは、1974年から加入のドン・フェルダー(g)が参加していたが、今回の2004年の来日には、来なかった。
ドン・フェルダーいなくしては、あの「ホテル・カリフォルニア」の有名なエンディング、トリプル・リード・ギターの名演奏はありえなかったと思うので、ちょっと残念。

以上、非常に長い前置きはおしまい。


ここからコンサートの様子を日記に書きたいのだが、正直言って、なぜか言葉にしてしまうのが、おしいような、言葉に出来ないような、気持ちである。
感動と喜びの気持ちが今でも続いていて、その気持ちを言葉に表現するのがとても難しい気がする。


ここからは、ネタバレにご注意ください。





東京ドームのステージと観客席が、いっせいに暗くなった。高まる期待感。なんかちょっとしたイントロ、ドラムススの音。

「The Long Run」だ!のっけから有名曲HIT曲。アリーナ席、ステージに割りと近い右サイドにいたのだが、まわりがいっせいに全員総立ちとなる。

ステージの真ん中で歌っているのは、ドン・ヘンリー。
おお、1995年のアコースティック・ライブとは全然違う演出。


続いて、グレン・フライのMC。「続いて『ホテル・カリフォルニア』から2曲やります。」。。。。多分、あの曲だ。

「New Kid in Town」  『ホテル・カリフォルニア』の2曲目。これも名曲のひとつ。
ボーカルは、グレン・フライ。

イーグルスのすごさのひとつは、ぐっと男っぽいリード・ボーカルをとれるのが、ドン・ヘンリーとグレン・フライの2人、いるところだ。
続いて、同アルバムから、「Wasted Time」

ボーカルはドン・ヘンリー。
はやくも、ちょっとしんみり、哀愁のただよう、ボーカルが歌い上げる。


5曲目、
「I Can’t Tell You Why」 (アルバム『The Long Run』より)。 長髪のティモシー・B・シュミット(b)のハイトーンが少しかぼそく美しい、ちょっと哀しい歌。全員のハーモニーも美しい。

イーグルスのよさの二つ目は、そのコーラス・ハーモニー。
ティモシー・B・シュミット
は、この1曲で男になったと思う。
あの時代からずっと同じ長髪スタイル。



順番は忘れたが、「One of These Nights」など、どんどん名曲が。

ええ、序盤でこんなに名曲をくりだしちゃっていいの?というくらい、最初からHIT曲、名曲のオンパレード。

ぼくは、はじめっから、全部の曲にあわせて大声で歌っている。

自分でも、飛ばしているなァ、と思いながら、一緒に歌わずにいられない自分がいる。

途中、たしかドン・ヘンリーのイーグルス以外でのソロ曲が入ったと思う。

ドン・ヘンリーは、リード・ボーカルと取る時、ステージ前に出て、ドラムスはツアー・メンバーが叩く、

バックで、ドラムスを叩き、ツアー・メンバーが、パーカッション
その組み合わせで、ドラムスを叩きながらリード・ボーカルをとる。

バックで、パーカッションを叩く、

という4通りの演奏。

さらに、ジョー・ウォルシュがリード・ボーカルをとり、ギュインギュイン、ギター・ソロを弾いた。

イーグルスの4人のメンバーは、全員、リード・ボーカルがとれるのだ。

ちょっときになることがひとつ。ジョー・ウォルシュがリードー・ギターを弾いているとき以外は、わりとイーグルスらしいギターのフレーズを弾いているのっは、黒いシャツのツアー・メンバー、Steuart Smith。
第5のメンバーじゃないかと思うほど、イーグルスらしいギターを弾いている。なかなかの名手だ。

グレン・フライがMCを。

ジョー・ウォルシュのギターは後半もいっぱいフィーチャーされるよ。
休憩の前に、もう一曲。

「Mr. Bush said we’re 『Already Gone』」

アルバム「On the Border」(1974年)からの1曲『Already Gone』なのだが、アメリカの大統領選挙直前のこの日、グレン・フライは、曲紹介で「反ブッシュ」の姿勢をさりげなく見せた。

休憩タイムが入る。

前半だけでも、かなり聴かせてくれた。後半を待つ間も、わくわくわくわく。

またもや、あれっというイントロの後に「テキーラ・サンライズ」
ぼくのウクレレ&スティール・ギター・バンドのレパートリー曲だ。

1995年のアコースティック・ライブの時と同じように、4人のメンバーが横に並んで座っている。

バーのカウンター椅子のようなものに、左から
ティモシー・B・シュミット(b)
グレン・フライ(アコースティック・ギター)
ドン・ヘンリー(アコースティック・ギター)
ジョー・ウォルシュ(アコースティック・ギター)

少し離れて
Steuart Smith (エレキ・ギター)
前半と違い、アコースティックで少しゆったりした雰囲気。


「Love Will Keep Us Alive」 、1994年アコースティック・ライブ盤「Hell Freezes Over」に入った新曲。
ティモシー・B・シュミットがリード・ボーカルをとっているとは知らなかった。

ウクレレの若手、Herb Ohta Jr.も、ウクレレのソロでカバーしているとても
綺麗 な曲。ウクレレ・バージョンも本当に美しいので機会があったら効いてみて欲しい。




グレン・フライが言った。「多くのことが変わってしまった。特に
2001年の9.11以降は。。僕たちはだから2002年にこの曲を書いた。

「Hole In the World」
イーグルスのベストに入っている曲で、ぼくはこのベストものを持っていない。

グレン・フライがリード・ボーカルをとり、全員がコーラスを歌う。

♪There was a Hole in the world, Tonight」
Don’t let the hole to be in the world tomorrow♪



「今夜、世界に(ぽっかり)穴が開いてしまった。

明日の世界には、その穴がなくなるように」


感動的な、歌詞とコーラス・ワークだった。




「Take it to the limit」 (「On the border」から、もう一曲・

♪Take it to the limit,Take it to the limit,one more time♪

「限界まで、もう一回やってみよう♪」

とても前向きな、大好きな曲。




このへんから、雰囲気がいっぺんした。
ステージから、椅子は退去し、またバンド・スタイルの演奏。
ここから、ジョー・・ウォルシュの大暴れ が始まった。

一度、ソロ・ギターを弾きだすと、もう、ぎゅ~ん、ぎゅ~ん、やってとまらない。このドライブ感、スピード感、
いまでこそ、そうでもないと感じるが、相当なクレージー感がたまらない。
とまらない。

過剰なまでのギター・サウンド。
ジョー・ウォルシュの独壇場だ。

どうして、こんなにジョー・ウォルシをフィーチャーしているの。
理由は、あとでわかった(僕的には)

順番は忘れたが、第2部では、ドン・ヘンリーとグレン・フライのイーグルス以外でのソロ曲が何曲か演奏された。

イーグルス自体は1970年代の10年を全速力で駆け抜けたバンドだが、その後の各メンバーのソロ活動は80年代を中心としている。

だから、キーボードの多様など、サウンドがとても80年代的で、みょうな組み合わせだがこれも面白い。

特に、あのころ人気だったアメリカのドラマ 『マイアミ・バイス』 で使われた、
グレン・フライの「You Belong To The City」 での、サックス・ソロと
ジョー・ウォルシュのギター・ソロは見事だった。

(余談ながら、『マイアミ・バイス』のテーマ曲はヤン・ハマーが担当)



そして、ステージは、アルバム「The Long Run」から
「Heartache Tonight」

アルバム「ホテル・カリフォルニア」から
「Life in the Fast Lane」

「the Fast Lane」=(ハイウェイの)追い越し車線というところから、
邦題は「駆け足の人生」となっているが、ニュアンスは、どちらかというと
「生き急ぐ人生」

の怒涛の演奏で、エンディング!

あれー、有名な、あの曲とあの曲がないじゃん、と思われたひとも多いと思うがあの曲と、あの曲はちゃんとアンコールに用意されていた。






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最終更新日  2004年11月01日 02時05分54秒
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