OpenOffice.org (オープンオフィス ドット オルグ)の魅力
■今回は、OpenOffice (オ-プンオフィス)の紹介です。聞きなれないソフトだと思いますが、自分自身で試してみてとても良かったソフトでしたので、カンタンに特徴をお知らせします。OpenOffice (オ-プンオフィス)OpenOffice.org(オープンオフィス)は、誰でも自由に利用できる統合オフィスソフトです。オープンオフィスは、本当の名前をOpenOffice.org (オープンオフィス ドット オルグ)といいます。オフィスや家庭でよく使うワープロや表計算などをひとつにまとめたソフトです。 あなたのパソコンにも、ワードやエクセルといったアプリケーションが入っていますよね?オープンオフィスは、それと同じような役割のソフトです。 その上、無償で入手できて、誰でも自由に利用できます!【OpenOffice (オ-プンオフィス)の特徴】●中古パソコンを入手した。ワープロも表計算も付いていない。オープンオフィスは、ワープロや表計算などが全部入っています。 中古のパソコンを入手したり、自作パソコンを作ったり、格安のパソコンを購入したりと、今や手軽にパソコンが手に入るようになりました。 でも、ワープロや表計算は別売りです。そんな時、オープンオフィスを手に入れれば大丈夫です。 ワープロも表計算も付いてくるし、プレゼンテーションツールやデータベースも入っています。全部入っているので、組み合わせて使うこともできます。データベースで管理した住所録で、ハガキを宛名印刷したり、表計算で作ったグラフを発表に使うなんていうことができます。●パソコン勉強会を開きたい。人数分のソフトは買えない。オープンオフィスは、無料でダウンロードできます。 オープンオフィスは、インターネットから誰でも無料でダウンロードできます。さらに、自由に複製したり配布してもOK。なんと有償で配布してもいいので、ビジネスにも利用できます。 パソコン勉強会を開催したら、そのときに使ったCD-ROMを受講者に持ち帰って貰っても、構いません。●文書ファイルを受け取った、開けるソフトを持っていない。オープンオフィスは、マイクロソフトオフィスと高い互換性を持っています。 オープンオフィスは、マイクロソフトと操作がよく似ています。 使い慣れたツールと同じような感覚で操作できるので安心です。ワードのファイルを読み込んだり、オープンオフィスで作成した文書を ワードのファイルとして保存したり、なんていうことも可能です。 エクセルのファイルも読み書きできます。●今度、発表しなくちゃいけない、プレゼンツールは高すぎる。オープンオフィスは、プレゼンテーションツールも付いています。 パソコンに、ワープロと表計算しか入ってない、なんていう事、良くありますよね。 そんな時は、オープンオフィスのプレゼンテーションツールを使いましょう。 かっこいいデザインの発表資料を簡単に作れます。スライドのように画面に表示することもできます。勿論、パワーポイントのファイルも読み書きできます。●文書ファイルを渡したい、勝手に編集して欲しくない。オープンオフィスは、PDFファイルを作成できます。 文書を配布するために使われるPDFファイルは、皆さんご存じですよね。高品質にレイアウトを再現しますが、内容は変更できません。 表示するには、無料で入手できるアドビリーダーを使います。オープンオフィスは、文書ファイルをPDFファイルに変換する機能を持っていますので、PDF作成ツールを購入しなくても、PDFファイルが作れます。【OpenOffice (オ-プンオフィス)の機能】オープンオフィスは、とても多機能なソフトです。 ワープロや表計算などオフィスや家庭でよく使うツールをひとつにまとめています。 マイクロソフトのオフィスとよく似た役割を持っており、ワードやエクセルのファイルを読み書きできます。 [便利な機能]・マイクロソフトオフィスと高い互換性を持っており、そのファイルを読み書きできます。(アクセスはテーブル・クエリーのみ)・OpenDocumentという国際標準文書フォーマットを採用。・同じ文書フォーマットを採用しているソフトと文書データを交換できます。・オープンソースという方針で開発されています。・日本語以外にも、中国語や韓国語・英語といった多くの言語を扱えます。・Windows以外に、LinuxやSolaris、Macでも動きます。・作成した文書をPDFファイルに変換できます。・HTMLに変換、編集できます。・さまざまなデータベースに接続できます。●ライター:長文も楽々作成のワープロワープロ簡単なハガキやチラシを作ったり、書類を作成したり、レポートを執筆したりと、文書作成にワープロは欠かせないツールです。ライターは、オープンオフィスのワープロ機能です。簡単な文書作成から長文まで楽々と作成できる、便利な機能が充実しています。 スタイリスト機能を使うことで、文書の構成に合わせて、効率よく書式を設定できます。●カルク:高度な計算も簡単な表計算表計算金額を計算したり、日誌を付けたりと、表スタイルで計算/記録する場面は、結構あります。カルクは、そんなときに活躍するオープンオフィスの表計算機能です。大量のデータを素早く計算したり、それを元にグラフを作成したり、さらにはデータを元に分析するなんていうことが簡単にできます。バージョン2.0では、行数が65336行と従来の倍になりました。●インプレス:発表資料をすぐに作れるプレゼン最近、パソコンと液晶プロジェクタの普及で、発表(プレゼンテーション)をする機会が増えてきています。インプレスは、発表用の資料作成のための専用ツールです。作成した資料を画面いっぱいに表示する機能も持っています。バージョン2.0では、操作画面が一新されて、いっそう使い易くなりました。●ドロー:イラストを描くときに活躍する作図機能ハガキやチラシを作るとき、これまではワープロを使うのが一般的でした。 でも、ワープロというのは、凝ったレイアウトをしようとすると、結構面倒なんですよね。そこでオススメなのが、作図ツールのドローです。ワードの図形描画機能は、あくまでワードの一部として動作しますが、オープンオフィスのドローは独立したツールになっていて、作図したデータをファイルとして保存できるんです。 チラシをデザインしたいとき、ちょっとした案内図を描きたいとき、オフィスのデスクの配置を考えるとき、いろんな場面で活躍します。●ベース:大量のデータをしっかり管理するデータベース販売データや顧客データといった大量のデータを管理したい。 表計算でもできますが、しっかり管理するならデータベースがオススメです。バージョン2.0には、新しくベースというデータベース機能が加わりました。 本格的なリレーショナル機能を持ち、データ入力フォームや帳票レポートを自在に開発できます。●マス:複雑な数式を文書に埋め込む数式エディタ数学や科学のテキスト、大学の論文などを執筆するとき、数式をきちんと描かなくてはなりません。このツールは、そんなときに活躍するツールです。 作成した数式は、ワープロやプレゼンテーションの中に埋め込むことができます。数式は、マウスで記号をクリックしていくだけでOKです。【OpenOffice.org 2.x システム要件(動作環境)】●Microsoft WindowsWindows 98, Windows ME, Windows 2000 (Service Pack 2 以降), Windows XP, Windows 2003 128 M バイトの RAM 200 M バイト (日本語版: 300 MB)の空きディスク容量 画像解像度 800 x 600 以上、256 色以上●Solaris: SPARC プラットホーム エディションSolaris 8 OS 以降 128 M バイトの RAM 250 M バイト (日本語版: 300 MB)の空きディスク容量 画像解像度 800 x 600 以上、256 色以上のX サーバー●Solaris: x86 プラットホーム エディションSolaris 8 OS 以降 128 M バイトの RAM 250 M バイト (日本語版: 300 MB)の空きディスク容量 画像解像度 800 x 600 以上、256 色以上のX サーバー●Linux:Linux カーネル バージョン 2.2.13 以降, glibc2 バージョン 2.2.0 以降 128 M バイトの RAM 200 M バイト (日本語版: 300 MB)の空きディスク容量 画像解像度 800 x 600 以上、256 色以上のX サーバー●OpenOffice.org はMac OS Xでも使えます。ただし、Mac OS Xで使うには、X11という特別なソフトをインストールしたり、日本語入力を何とかしないといけません。これは、初心者にはちょっと大変だと思います。そんなあなたに、NeoOfficeをオススメします。NeoOffice(ネオオフィス)は、 OpenOffice.orgをMac OS X向けに移植をしたオフィスソフトです。 OpenOffice.orgとほぼ同じ使い勝手であり、また、OpenOffice.orgと同じく無償で使うことができます!さらに、Microsoft Officeのファイルを読み書きできます。【OpenOffice (オ-プンオフィス)の入手方法】今すぐ、Windows版をダウンロード!そのほかのバージョンをダウンロードする 簡単な使い方マニュアル