偏差値50以下でも就職率99%の大学
FNNニュースで ★偏差値50以下でも就職率99%の大学 を見ました。 http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20120216-00000374-fnn-soci 以下、FNNニュースからの抜粋です。 石川・金沢市にある、私立の金沢星稜大学。 偏差値50以下ながら、ここ8年間の内定率は平均99%で、上場企業への内定も飛躍的な伸びを見せている。 金沢星稜大学の堀口英則就職支援センター長は8年前に就職課長としてやって来ました。 堀口さんが行うのは、徹底したスパルタ教育。 春休み中だけで20回ほど行われる就職講座では、社会人として必要な思考法やマナーをたたき込む。 実践的なアドバイスに、真剣に耳を傾ける学生たち。 しかし、遅刻や欠席が3回に達した学生へは、指導の打ち切りという厳しいペナルティーもある。 堀口さんは「実際に会社説明会に遅刻していったら、確かに説明会に出させてくれますけども、その時点でバツですから」と話した。 もともとは、「リクルート」のトップセールスマンとして、人事担当者への営業をしていた堀口さん。 企業の欲しがる学生を知り尽くした経験を生かし、定員割れを起こしていたこの学校を、就職に強い大学として生まれ変わらせた。 スパルタ教育の一方で、堀口さんが行うのは、手間暇をかけた指導。 希望業種や資格だけでなく、親の職業や友人などの情報まで記入された「就活カルテ」。 堀口さんは、全学生およそ3,000人から、こうした情報を集め、マンモス大学にはできない、きめ細かいアドバイスを行う。 堀口さんは「お父さんが金融機関に働いているとすると、『じゃあ、あなたはどうなの』と。金融機関が希望でなくても、『どこかの会社の会計の仕事はどうなの』と話したり」と話した。 超就職氷河期の影響で変わり始めた、大学に求められる役割。 現在、4割近くの私立大学が定員割れに苦しむ中で、金沢星稜大学の入学倍率は3.7倍と、最も低かった2004年度の3倍近くにまではね上がっている。 堀口さんは「リーマンショック以降の方が、うちは毎年、学生が増えていて。たくさん受験生が来てもらえるようになっているのも、出口(就職)にちゃんとこだわって、結果を出しているっていうところがあると思います」と話した。 学生数確保のため、ヒートアップする就職支援。 大学のサバイバルレースは、し烈さを増していく。